なくて七癖、あって四十八癖と、言われますが、私の腕では釣果の大半は運、癖になっているルーティーン的な願掛けに頼っているようで、どちらかと言えば、少しでも運を引き出したいという、なんとも少々心細い感覚です。今回は、ボート釣り愛好家の私が、釣りに行くときに行っている2つの願掛けをご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)
左に関するルーティーンは意外と多い?
車は左側通行、レストランの椅子へのアプローチは左側、カレーライスのご飯は左側というのが全国調査で過半数、飲兵衛は左党、などなど、左側というものの何かしらはいろいろあるようです。
カレーライスのご飯は左側だと過半数の方々の調査結果とは、びっくり。私はご飯が真ん中で平らにして、その上にカレーをかけまわしています。その方が双方一度に食べやすいという、ただの食いしん坊です。左側通行は法律、椅子の左側はマナー云々ですが、様々なこだわりで左側にというのも実は多いのでしょう。
私の左にまつわるルーティーン
私は釣行時、長靴に履き替えるのに左足を先に履きます。「靴を履く時、人の習性で利き足で立って反対から履く人が多い」と聞き、ボート釣りで不安定に揺れる船上で履く際にというのが、きっかけでした。
あとから考えれば、左であろうが右であろうが同じことのようで、どちらでもよいようなことでしょう。カレーのごはんの位置みたいです。カレーチェーン店やカレーメーカーは、左側でなく10時4時や8時2時の位置になっていて、これが見た目が良くおいしそうに見える配置だそうで、これは一理あります。やはり、それぞれの習慣でしょう。
でも、そう思いながらも、左足から履いた日が釣れたような気になってきて、そう思うとやめられなくなり、願掛けよろしくずっと続けていまして、もうやめられないばかばかしい習慣になっています。
靴を履くときも左足から
すると、よせばよいものを自宅の玄関でも始めてしまい、長靴だけにとどまらずに靴というもの左足から履いています。なんともあほらしいしぐさですが、カレーライスの左側と同じようなものかもしれません。
ばかばかしいと思いながらも、釣りたい一心です。早朝に揺れる小さなボートで、長靴を左足から履き、そして、稀に釣れる日があると長靴のおかげだとばかりに喜んで、こうなるので、釣りをやめるまで続くでしょうね。験担ぎなのか。願掛けは、やめられるような範囲のほどほどにしましょう。