SQL資格の取得を目指すうえでの注意点
「SQLの資格取得を目指してみたい」という方に向けて、最後に、SQL資格を取得する前に注意しておいてほしい3つのことを紹介します。
- 自分に合う難易度の資格を選ぶ
- SQLだけでなく、データベース全般の知識も学ぶ
- 資格取得は手段であって目的ではない
自分に合う難易度の資格を選ぶ
まずは資格取得の目的や今の自分のレベルを踏まえ、取るべき資格、現実的に学習を無理なく進められる資格を洗い出しましょう。資格試験を受けるにはお金がかかります。今の自分にとって難しすぎる資格を選んでも、勉強用のテキストに書いてあることがなかなか理解できないかもしれません。
上級レベルのものを選び挫折してしまうよりも、無理なく楽しんで学習を進められるものを選び、確実に学んでいくことが重要です。
SQLだけでなく、データベース全般の知識も学ぶ
資格の中にはSQLだけでなく、データベース全般の知識が求められるものもあります。データベースエンジニアとしてある程度の実務経験があることを前提に作られている資格試験も多いです。特にデータベーススペシャリスト試験では広範な知識が求められます。
SQLを実務で使えるようにするためには、データベース全般についての理解も重要になります。同時に学んでいくことで、SQLに関する知識も身に着けやすくなるでしょう。
資格取得は手段であって目的ではない
資格取得はあくまで手段であり、目的ではありません。「資格勉強を通して必要な知識を効率よく身に着けよう」「今の自分は実績が少なく転職活動が不安だから、資格を取ってカバーしよう」というように、資格取得の目的をはっきりさせましょう。
SQLの資格取得を通してキャリアの幅を広げよう
- SQLの基礎学習には「OSS-DB Silver」がおすすめ
- 転職や営業活動で武器にするなら「データベーススペシャリスト試験」がおすすめ
- 今の自分のレベルや目的に合った資格を選び、効率よくスキルアップしよう
SQLの資格にはさまざまな種類があり、取るべき資格は人により異なります。ORACLEやMicrosoft Azureなど使いたいデータベースが決まっているなら、各ベンダーによる資格がおすすめです。転職・営業活動で広く武器にしたいというなら、まずは「データベーススペシャリスト試験」を目指すといいでしょう。
このように、資格取得では目的をはっきりさせておくことが大切です。そのうえで今の自分のレベルに合った資格を選び、効率よくスキルアップ・キャリアアップを目指しましょう。