早稲田大学アカデミックソリューション社が、「大人のプレミアム教養講座・アート&ワイン」を開催する。第1弾は「西洋絵画の巨匠とめぐるワインの旅・ルネサンス・バロック編」で、講座の回数は全部で5回。レオナルド・ダ・ヴィンチをテーマとした第1回目の講座は、2024年1月28日(日)に早稲田大学日本橋キャンパスにて開催される。
絵画鑑賞や食事、旅行、仲間づくりなどのツールとしての活用も期待できそうだ。
巨匠の足跡を追いながらテーマに合ったワインを試飲
同講座では、美術専門家の講義によりルネサンス・バロック期の西洋絵画の巨匠の足跡を辿りながら、ソムリエの解説のもとワインテイスティングを楽しめる。
全5回のテーマは、レオナルド、デューラー、カラヴァッジョ、ルーベンス、ベラスケスで構成。各回では、巨匠たちの足取りを追うとともに、参加者がテーマに合った3~4種類のワインを比較テイスティングし、絵画との相互作用を感じながらの学びを楽しむ。
例えばレオナルドがテーマの第1回では、生誕の地トスカーナや彼の仕えたミラノ宮廷、最期を迎えたフランスなど、さまざまな地を渡り歩いたその生涯を辿りながら、誰もが知る有名なワインをテイスティングする。また、絵の報酬としてレオナルドが手に入れたブドウ畑や、城を構想した場所で生まれた品種など、ワインの逸話を通して彼の人生を追う。
2月18日(日)開催予定の第2回のテーマとなるデューラーはニュルンベルク生まれ。修行でアルザスやスイスを巡り、中でもヴェネツィアへの道程は「デューラーの道」として知られ、その名を冠したワイナリーもあるほどだ。講座では、ワインの銘醸地とデューラーが辿った絵画研鑽の旅を追う。テイスティングはピノ・ノワールの比較テイスティングで、産地によってワインの味が異なる理由を追究する。
4月14日(日)開催予定の第3回、5月12日(日)開催予定の第4回、そして6月9日(日)の第5回についても、詳細が公式サイトで公開されているのでチェックしてみよう。また、ワインのほかにチーズも用意される予定だ。
受講料は希望回数分のセット販売
受講料は5回分で82,500円(税込)だが、2回目以降からの参加も可能。その場合、参加する回数によって受講料が変動するので、詳しくは公式サイトを確認してほしい。ただし、基本的に単発での受講は受け付けておらず、4回分以下のセット販売についても、どうしても都合が合わなかった人向けとのことなので、可能な限り全5回参加したい。