マンハッタンの家賃が約2年ぶりに前年に比べてマイナスとなった。
CNNが不動産ブローカーのダグラス・エリマンと鑑定会社ミラー・サミュエルのレポートを元に報じたところによると、11月のマンハッタンの家賃の中央値は前月比ー4.6%、前年同月比ー2.3%で4,000ドルとなった。前年を下回るのは27ヶ月ぶりだという。
今年8月のピーク時の家賃中央値は、4,400ドルに達していた。
ミラー・サミュエルのCEOジョナサン・ミラー氏は、家賃相場が消費者の許容範囲の限界に達したとの見方を示した。なお夏に比べると9%下落したものの、パンデミック前の2019年11月に比べると11%高騰している。