オンライン専用プランの契約者数は右肩上がりではあるがまだ少数 スマホ料金が「下がった」との実感はまだ少なそう
調査の結果、「2021年春より前と比べて安くなったと感じるか」との問いは、「安くなった」との回答が24.0%、「あまり変わらない」が49.0%、「高くなった」が7.0%だった。このような結果になる理由は、”オンライン専用プランの契約者数と、大手キャリアのそれとの数の違い”だ。たとえば、NTTドコモの「ahamo」は右肩上がりで契約者数が伸びているものの、2023年6月で500万契約を突破したところ。対してNTTドコモは8000万契約を超えており、比較すると差は歴然だ。今後、オンライン専用プランの契約者数が増えれば、「安くなった」と実感する割合が増えるだろう。
では、「現在のスマホの料金」について尋ねると、端末代を除いた毎月の支払額は「2,000円台」が16.7%と最多だった。ほぼ同率で、「1,000円台」が16.1%、「3,000円台」が16.0%で、この「1,000円台~3,000円台」が全体の48.8%と約半数を占めていた。安く抑えている人が半数ほどとの印象を受けるが、毎月の料金の平均値をみると約4,700円で、毎月4,000円以上払っている人が全体の約4割いることがわかった。
次に「毎月のデータ通信容量」を尋ねると、「2GB以上、3GB未満」が15.6%でトップで、「3GB以上5GB未満」が11.8%、「1GB未満」が10.8%と続いた。「使い放題」も7.7%と一定の割合があった。
出典元:【ICT総研】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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