クルマの売れる売れないはスタイルやクルマの出来も重要だが、テレビCMに代表されるプロモーションというのも決して小さくない要素だろう。そこで、テレビCMが印象的で人気に拍車を掛けたクルマをいくつか挙げてみよう。
【こちらの記事も人気です】
目次
トヨタ クラウン(7代目)
トヨタ スターレット(3代目、4代目)
トヨタ クラウン(7代目)
7代目クラウンのCMはCM自体よりも、クルマのキャッチフレーズの歴史に残るあの“いつかはクラウン”が印象的であった。
このキャッチフレーズは、「クラウンが日本人にとってゴールのクルマ」であることをいろいろな意味で印象付けており、クラウンの人気に拍車を掛けた。
しかし、今では日本人にとってのゴールのクルマには、アルファード/ヴェルファイアも台頭しており、このことに時代の変化を痛感する。
トヨタ スターレット(3代目、4代目)
スターレットは現在のヴィッツの前身となるトヨタのかつてのエントリーカーである。
3代目モデルは「カッ飛び、韋駄天」というキャッチフレーズでクルマのサイズに対し余裕のある1.3リッターNAや1.3リッターターボで元気に走り回る姿に、4代目モデルは「青春」のキャッチフレーズで若者たちがスターレットを担ぐ姿に、エントリーカーらしい元気を感じ、人気を後押しした。