維持費を安くしたなら新車に乗り替え続けたほうがお得?

走行距離や経年数よりも重要?“クルマの寿命”を決めるのにユーザーが見落としがちな2つのポイントとは
(画像=『MOBY』より引用)

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もちろん、税金に加えて、部品交換などのメインテナンス費、さらにはエンジンの性能低下による燃費の悪化なども考慮する必要があります。

名車やよほど愛着がある車両でないという場合は、長く乗ることによるデメリットが増えていくというのが一般的。経済的なことだけを考えれば、3回目の車検、つまり新車から7年が経過したら、買い替えを考えた方が安く済むケースがあります。

ちなみに中古車市場では、マニアックなクルマでない限りは10年で動産価値が0円になってしまいます。リセールバリューのことを考えれば、3回目の車検はその先どうするかを検討するタイミングだと言えます。

クルマを長く乗り続けることはいいことですが、一方で環境のことを考えれば新しいクルマに乗っていた方がいいとも言えます。特にここ数年でクルマは電動化が進むことになり、現在は大きな転換期です。内燃機関のクルマが貴重になっていく一方ですが、できるだけ維持費を安くしたい人は新車や高年式の車両に乗り替えた方がトクかもしれません。

ちなみに筆者も自分の生まれた年と同じ年式の車両に乗った経験がありますが、こうしたモデルを大切に乗って、また違う人の手に委ねることもクルマ好きの使命のような気がします。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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