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サイドステップとは?
車体のサイド下部に取り付けられる細長いパーツを「サイドステップ」と呼びます。
一般的には、SUVやトラックなどの高い車両に装着されることが多く、乗降時に足を踏み出す場所として使われます。もともと車の側面に設置された踏み板のような部品を指す言葉でした。
SUVやトラックに使われるサイドステップには、車に乗り降りするときに足を滑らせずに安定して乗り降りできるという利点があります。また、車両の側面の保護を目的にしたものも見受けられます。
そして、昨今では車の外観をカスタマイズする目的のものが多く出回るようになりました。
こちらは踏み台ではなく、車の外観をスタイリッシュに見せるためのものです。サイドステップはエアロパーツの一つとして周知され、名称を変えて「サイドスカート」と呼ばれることもあります。
サイドステップのついた車は車検に通る?
多くの純正品や車種適合品に関しては、サイドステップの装着で車検不適合になることは少ないでしょう。ただし、汎用品の装着や、ローダウンスプリングやサスペンションと合わせて装着することにより、最低地上高の9cmを確保できなくなるケースが見受けられます。
また、サイドステップの装着によりボディ幅が拡幅する場合には、片側1cm以内が許容される範囲です。形状や取付方法によっては、規定値を越えてボディ幅が大きくなってしまい、車検に通らなくなるケースもあるでしょう。
適切なパーツを適切に装着するといういうことが、サイドステップ装着後に車検適合の心配を無くす方法になります。