バディをGTに乗せてみた感想
乗車はすんなり。
ソファーベッドに乗れて概ね2匹の柴犬と同じようにGTで過ごせると思いました。
プリウスのリアドアに比べればGTは開口幅も大きく、飛び乗って着地するスペースもあります。
特に手伝うこともなくスムーズに乗車降車ができるのは、飼い主の負担にならず助かる点です。
日中や走行時の居場所についても問題はなく、むしろ身体が大きいことで余分な空間がないので、包まれていることで安心感もあるように見えました。
ここまでは、快適に過ごせると思える点です。
そんなバディの乗車体験ですが、超快適に過ごしている2匹の柴犬との違いもありました。
出入口の段差は、自力で乗れる体力があるうちはいいのですが、将来的に介助が必要になったらどうだろうと少し不安も残ります。
大きくて体重のあるバディは8歳で、もうシニア犬と言ってもいい年齢。
もちろん「だっこ」は無理です。
これからのことを考えれば、介助がしやすいキャンピングカーがいいと感じました。
大型犬との車中泊旅。GTのようなバンコンがいいと思う理由
乗ってしまえば柴犬2匹と同じように過ごせそうなのはわかりました。
しかし、それは現在の体力が維持できたらの話になります。
大型犬のバディの今後のことを考えて推せるのは、やはり私のバンコン・GTのような室内レイアウトのキャンピングカーだと感じます。
介助することに焦点を当ててみても、GTは使い勝手のいいと言える特徴があります。
リアハッチドアを出入口にすることが可能
もし、介助が必要になった場合でもドアが大きく開口することで、介助し易いでしょう。
スロープを設置することもできます。
旅行に一緒に行くことだけではなく、日常の移動手段にも使い勝手が良い構造をしていると思います。
多くの駐車場が横に並ぶことが多いなか、リアハッチドアが開口する構造であれば、隣の車に邪魔になることなく、乗降が可能です。
また、スライドドアとリアハッチドアが大きく開くことは大きなメリットです。
元が商用バンなので作業性が良いつくりになっているのは当り前ですが、それがキャンピングカーになっても人やペットの乗降にも優しい環境を提供しています。
スライドドアからリアハッチドアまで、ウオークスルー
私のGTはスライドドアからリアハッチドアまで、ウォークスルーになっています。
車内で介助するにはスペースが必要ですが、キャンピングカーが広いと言っても、介助者が自由に動けるほどではありません。
ですが、通路が一本道になっているだけで、作業性は格段に上がります。
例えば、車内で介助の必要な犬を移動させるのにも前後どちらからでも手を出すことができます。
愛犬をキャンピングカーに乗せるのであれば、将来のことまで考えてウオークスルーの室内レイアウトのモデルがおすすめです。