松田浩監督
Jリーグでの監督経験
- ヴィッセル神戸(2002、2006-2008)
- アビスパ福岡(2003-2006)
- 栃木SC(2009-2013)
- V・ファーレン長崎(2021-2022)
- ガンバ大阪(2022)
- テゲバジャーロ宮崎(2023)
これまで6クラブを率いた、ゾーンディフェンスの申し子こと松田浩監督。アビスパ福岡やヴィッセル神戸をJ1昇格に導き、シーズン途中に引き受けた2002年の神戸や2022年のガンバ大阪ではJ1残留を達成した。
2023シーズンはテゲバジャーロ宮崎の監督を務めたものの、得点力不足が原因となり9月に退任している。とはいえ、守備を安定させる手腕は確か。攻撃面の指導に長けたコーチと組んだり強力なFWを用意したりすることで、昇格や残留を達成させられる人物だ。監督職へのこだわりは強く、失点の多さに悩むクラブからのニーズがありそうだ。
上野展裕監督
Jリーグでの監督経験
- レノファ山口(2015-2017)
- ヴァンフォーレ甲府(2018)
- 鹿児島ユナイテッド(2021)
ツエーゲン金沢(2009-2011)をJFL昇格させ、レノファ山口をはJ3昇格、J3優勝、J2昇格に導いた上野展裕監督も現在フリーの1人だ。
2023シーズンは中国サッカーリーグ(5部相当)の福山シティを率い、18戦全勝の圧倒的戦績でリーグ制覇。クラブ初となる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(CL)の決勝ラウンド進出も果たしたが、あと一歩でJFL昇格を逃し11月30日に退任が発表されている。
たとえばJ2昇格を目指すクラブが「全員攻撃・全員守備」を掲げ、何度も昇格を達成してきた上野監督の招聘に動く。そんな想像は難くない。
安達亮監督
Jリーグでの監督経験
- ヴィッセル神戸(2012-2014)
- カターレ富山(2018-2020)
2013年にヴィッセル神戸でJ1昇格を達成した安達亮監督。現在は横浜F・マリノスでアシスタントコーチを務めており、2023シーズン限りでの退任が発表されたケヴィン・マスカット監督のもとで貴重な経験を積んだ。
選手に慕われ、練習を大切にしている。J1屈指の攻撃的なサッカーに携わり新たな引き出しも増えたことだろう。フリーではないものの、オファーが届けば再び監督に返り咲く可能性もありそうだ。