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環境に配慮しつつ「冒険心」を満たす5代目(2018年)

環境に配慮しつつ「冒険心」を満たす5代目(2018年)

「ハイブリッドになっても冒険心は忘れない」SUVとしてのコンセプトを大転換させたスバル フォレスター【推し車】
(画像=燃費の問題で後期には主力がe-BOXER車、ターボもダウンサイジングターボ的なCB18となった現行フォレスターだが、既に米国仕様が発表された6代目では、ついにフルハイブリッド車が登場して生き残りを図るらしい、『MOBY』より 引用)

デザイン上は先代からのキープコンセプトといえる5代目フォレスターですが、新世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」や、安全運転支援システム「アイサイト」のバージョンアップで中身は一新!

パワーユニットも従来の2リッター直噴ターボFA20や、同自然吸気エンジンFB20に代わり、2.5リッター自然吸気の「FB25」、モーターアシスト型ハイブリッド版FB20の「e-BOXER」採用で、環境性能により配慮した形となりました。

2020年10月の改良ではFB25廃止、同エンジンを積むグレードがe-BOXERへ移行したほか、FBよりさらにロングストロークな直噴ターボ「CB18」が搭載され、さらに大きく重くなったボディで環境性能と走行性能の両立に挑んでいます。

コンセプトは先代とほぼ同様ですが、「実際にアウトドアスポーツへ使わなくても、いざとなれば対応できる力強いイメージや信頼性を重視、ユーザーの冒険心を満たす」という要素が強調され、性能に裏打ちされた雰囲気重視、といった感じ。

1990年代のRVブームでは、本格的なクロカン4WD車の過剰装備が敬遠され、姿形はクロカンでも中身は乗用車同様でSUVとしての性能は簡素なクロスオーバーSUVへと転換していきましたが、現代では「いざという時に頼れるイメージと性能」へ回帰したようです。

こうしたイメージ戦略は「AWDのスバル」という先入観もあってフォレスターの販売を大きく底上げしたようで、代を重ねるごとに販売台数とスバル社内でのシェアは拡大、派生車(レガシィのアウトバックなど)を除く単独車種では、スバル最多を誇るようになりました。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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