F31型のBMW 3シリーズ ツーリング(ステーションワゴン)は、性能や装備的にはまだ現役で通用するレベルでありながら、世代が変わったこともあって比較的リーズナブルな中古価格で手に入れることのできる注目の1台です。
セダンにはない高い積載性を備えつつ、BMWらしい走りの良さを享受できる3シリーズ ツーリングに焦点を絞ってオススメのモデルを紹介します。
目次
BMWらしい走りの良さとセダンを超える積載性でマルチに使えるツーリング
前期モデルは320iから335iまで4タイプのエンジンを用意
BMWらしい走りの良さとセダンを超える積載性でマルチに使えるツーリング

SUVブームにあっても5シリーズとともに、BMWの屋台骨を支えているのが中核モデルである3シリーズです。
今回、ピックアップする6代目3シリーズのF31型ツーリング(ステーションワゴン)は、日本のステーションワゴン市場が縮小するなかでも根強い人気を維持しています。
セダンに近いハンドリングや高速域のスタビティを確保しながら、通常時495L(セダンは480L)。
4対2対4の後席バックレストを前倒しすれば最大で1,500Lの荷室容量が広がり、日常使いからオートキャンプまで子どもが2人いるファミリーニーズを1台で満たしてくれます。
前期モデルは320iから335iまで4タイプのエンジンを用意

2012年、発売時のパワートレーンは、2.0L直列4気筒ガソリンを積む328iツーリングと、2.0Lディーゼルを搭載する320dツーリングの2車種でいずれも8速ATが組み合わされていました。
リーズナブルな320iツーリングと、最上級モデルにあたる335iツーリングは、数ヶ月遅れて発売。320iにはフルタイム4WDのxDriveもラインナップされました。
それぞれに「スポーツ」「ラグジュアリー」「モダン」という3つのトリムライン(グレード)を用意。さらにスポーティ仕様の「Mスポーツ」も控えていて、好みに応じて選択できました。
ボディはステーションワゴンならではの積載性の高さに加えて、テールゲートにはガラスハッチも備えていて、テールゲートを全開にしなくても荷物の出し入れができるのも光ります。後方が狭くてもバッグなどの手荷物程度であれば出し入れできます。