1位:乾貴士

開幕から躓いてしまった清水にとって、復調の要因となったのがMF乾貴士だ。秋葉監督体制に代わってからというもの、卓越した足元の技術と変幻自在のポジショニングで相手守備陣を翻弄。10ゴール10アシストと数字においても文句なしの結果を残している。チャンスメイクに限らず、自陣からの持ち上がりでも存在感を発揮。今の清水にとってまさに生命線と呼べる選手であることは間違いない。

もちろん、負担軽減のために代役を務められる選手の補強は乾の去就に関わらず急務だろう。しかし、仮に納得のいく補強が叶ったとしても今季の乾と同等の結果を残せる選手はそういない。1人でゲームをコントロールできるJリーグ屈指の選手であることと、チームにもたらした影響力の大きさから手放せない選手1位とした。