なぜか、書くまで気付かない「二重表現」

気付いてしまうと、ムズムズが止まらない二重表現であるが、けんたろ@kenlife202010さん自身もリプライ欄で指摘している通り、書き起こすとその違和感に気が付きやすい。しかしながら耳で聞くと、なぜだか二重表現の違和感に気付きやすいのである。

これは”漢字の読み方”が影響しているのではないかと考えられている。たとえば、先ほどご紹介した「頭痛が痛い」という二重表現の場合、一つ目の「痛」は「つう」と音読み、二つ目の「痛」は「いた(い)」と訓読みをする。話し言葉を耳で聞いているだけでは、なかなか意味の重複に気が付かないのはこのためだ。

気付いた時が直し時! 二重表現をあらためて、正しい日本語を使おう

今回ご紹介した「頭痛が痛い」を含めて、けんたろ@kenlife202010さんのポストでは32種類の間違いやすい二重表現が紹介されている。これまで説明してきた通り、二重表現は文章として書き起こしてみると「あれっ?」と、その間違いに気が付くのだが、会話のなかや電話で誤った表現をしていても気が付きにくい部分がある。

「あの人の日本語、なんだか違和感があるよね」と思われないためにも、この機会にけんたろ@kenlife202010さんのポストを参考にして、美しい日本語が使えるように勉強しておいてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:「けんたろ(@kenlife202010)」さん提供)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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