みなさんタコは好きですか?
日本人のソウルフードたこ焼きにして食べちゃう人もいれば、タコという生き物そのものが好きという人もいますよね。……でも、その生態について知っている人は少ないと思います。
驚きなのはタコには心臓が3つあり、脳が9つあると言われていること。これだけでも衝撃なのに、祖先は地球外生命体説まであるほどです。ここではそんなタコの秘密についてご紹介します!
目次
タコとは?
・生態
・食用
・種類
タコの心臓は3つ!
・1つの心臓と2つのエラ心臓
・イカも同じく3つ
タコとは?
タコは実はまだまだ謎が多い生き物であり、すべてを解明しているのかと言えばそうではありません。むしろ研究者も首をかしげてしまうような生態を持っていることで知られているんですよね!
生態
タコは柔軟な身体を持つ海のハンター。伊勢海老からカモメまで食べることもあり、海の掃除屋と呼ぶ人もいます。未だに解明されていない生態が多く、生命活動においては主に小型から中型の魚を捕食して生きていると考えられています。
逆に捕食されそうな際は足を切り離して逃げることもあるなど、かなり奇妙な生態も。しかも、逃げる際に切り離した足は再生するのに、ストレスで自ら食べた場合は再生しないという特殊な体質。
いや、そもそもストレスで自分の足を食べるって……!笑
流れる血は青いです。タコに限らず軟体動物や節足動物は血が青い。その理由は脊椎動物のヘモグロビンとは違うヘモシアニンという物質が働いているため。また、タコは自分で止血できるという生態も持ち、身体は筋肉の塊となっています。知れば知るほど謎が深まる海の生き物なんですよね!
食用
食用としてはマダコやミズダコが一般的です。特に冬のマダコは身が引き締まっていて絶品。程よい潮の香りがするだけではなく、噛めば噛むほど味が出てくるタコに、思わず病みつきになる人も。歯ごたえが最高で甘味もある個体が主に食用にされています。
種類
タコは主にヒゲダコ亜目とマダコ亜目の2種類に大別されるのですが、細かな種類を見ていくと世界では300種類以上が見つかっています。まだまだ発見されていない深海の個体などを考えると……1,000種類以上はいるかもしれません!
タコの心臓は3つ!
タコは心臓が3つあります。多くの生物は1つの身体に1つの心臓が普通なのですが、タコは3つ……なんでそんなことになったのかな?笑
1つの心臓と2つのエラ心臓
実はタコの心臓はそれぞれ役割が違います。3つある心臓のうち、1つは全身に血液を送る機能、2つはエラに血液を送る機能を持っていると考えられており、どれも欠かせない臓器の1つです。
イカも同じく3つ
実はタコだけではなく、イカも心臓を3つ持っていると言われています。海の生き物は人間が想像しているものを超越した生き物が多く、他にももっと奇妙な生態を持つ生き物がいるかもしれません。特に深海は宇宙よりも謎が多いなんて言われますよね!