将来AIによってイラストレーターの仕事はどうなるのか
イラストレータの仕事が完全に奪われることはない
今までAIが自動で作ったイラストや絵画について紹介してきました。そこで、イラストレーターの仕事が将来AIに奪われてしまうのではないかと不安に感じた人もいると思います。
確かに、AIの技術が発展したことで、単純な色塗りのように人間がする必要のない作業が生まれることもあるでしょう。将来的にはイラストレーターの下請け業務のほとんどはAIへと流れていく可能性もあります。
しかし、人間にしかできないこともあります。それは人の感情を読み取ること、そして何もない状態から新しいものを創造することです。
独創的なイラストは人間にしか作ることのできないものです。そのため、イラストレーターの仕事が完全にAIに奪われるということはありません。
AIイラストの著作権
イラストレータの仕事が完全に奪われることはないとはいえ、AIの描いたイラストを利用する機会は増えていくでしょう。
その時に気になるのがAIイラストの著作権ではないでしょうか。
現在、midjourneyの規約では生成されたイラストの権利は基本的にユーザーにあるとされています。
また、アメリカではAIが作成したイラストの著作権の申請は2度に渡って却下されており、AIイラストそのものに著作権が生じる可能性は低いです。
しかし、人がAIを道具として利用して「思想」や「感情」を創作的に表現した場合は著作権が認められます。
AIによるイラストの著作権の有無はAIの利用方法に左右されるということですね。
まとめ
これまで、AIが作ったイラストについて紹介してきました。さまざまなサイトでAIを用いたイラスト作成を体験できることがわかりましたね。興味を持った方はぜひ利用してみてください。
また、AIは既製のイラストを学習することで自動生成が可能になります。そのため、完全にオリジナルのイラストをゼロから創造することが、これからのイラストレーターや絵師さんの仕事になると言えるでしょう。
さらに、AIでイラストが作成できることはDXにも繋がります。
提供元・AINOW
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