目次
スマホバッテリーの寿命をはかる目安は
スマホバッテリーの寿命を縮める原因・使い方
スマホバッテリーの寿命をはかる目安は
スマホバッテリーの寿命を伸ばす使い方・充電の仕方のコツを解説する前に、まずはお持ちのスマホバッテリーの寿命レベルはどの程度なのか確認してみませんか。多くの人が使いにくくなった・買い替えや交換が必要になったと思う寿命レベルについてチェックしていきましょう。
スマホバッテリー寿命レベル目安1

スマホバッテリーの寿命レベル1はすぐには買い替えや交換は必要ないですが、例えば乗り換え割引などお得な情報があったらそのタイミングで交換した方がのちのちスマホのランニングコストが下がる例です。
これは古いスマホをお使いで、ほとんど使わないため充電回数もそれほど必要でなく長持ちしているタイプで、実質バッテリー自体はまだまだ使えるレベルですが、スマホの機能的に不安があります。
AndroidOSは進化して省エネになっている
Androidスマホはバージョンアップするごとにいろいろな省エネの機能が追加されています。例えばバックライトの自動調整や使用していないアプリを動かすのを止めたりしてバッテリーの持ちをよくしてくれるのです。
古いスマホの場合はOSがこれに適応しない場合も多く、現在は使わないから何とかなっている状況といえるでしょう。今後のバッテリー持ちをよくするためにも、チャンスがあればスマホ本体の買い替えをおすすめします。
スマホバッテリー寿命レベル目安2

最近充電時間が短くなってきた・時には朝外出して夜帰宅するまでに電池残量がなくなりそうな場合があるケースです。充電回数的には100-300回がこの状態のスマホバッテリーの寿命レベルになるでしょう。
このくらいの寿命レベルで使いにくさを訴え、買い替えを検討される方もいらっしゃいます。一般的な使い方をされた場合1年から2年ほどでこのくらいのバッテリー劣化があらわれるでしょう。
スマホバッテリー寿命レベル目安3
寿命レベル3はもっとバッテリー容量が深刻になってくるケースで、動画を見たりスマホゲームを長時間使用することができず充電が必要になってくる状態です。そのため充電の必要性もあがってきて回数も増えてくるため、坂をころがるようにスマホバッテリーの劣化が進んできます。
充電回数目安としては500回ほどになるとこの状態になるといわれており、バッテリー容量は新品の半分以下になっている場合も少なくありません。
コスパが悪くなりこのあたりで交換を考える
電池容量が少なくなるため、待機状態でもバッテリーが1日持つか怪しくなくなってきます。使わなかったからと何日も放置していると、待機電力だけでバッテリーが0%になってしまうことも。
普段あまり使わないという人でも、いざというときに使えないという不便さから、バッテリー交換またはスマホの買い替えを考える人が非常に増えるレベルとなっています。
スマホバッテリー寿命レベル目安4

最近スマホケースが取り付けにくくなったと感じることはありませんか?画面の中央が膨らんでいるような気がする、ひどくなるとガラス部分が持ち上がってきたなどという症状も出てくるでしょう。
これはバッテリーの中にガスが発生しています。これはバッテリーの寿命を超えた使用のため劣化により膨張してきている状態です。そのまま使用しているとスマホの破損へと繋がりますのですぐにバッテリー交換をしてください。
スマホバッテリー寿命レベル目安5

これは充電回数での容量ではなく、経年劣化でバッテリーに不具合が起こってくるケースです。バッテリー残量があるのに突然電源が落ちる・再起動がかかるという症状があらわれます。
これは新品でも初期不良であったり、バッテリーのほかの部品が原因であることも考えられるため、バッテリー自体は新しいのにこのような状況になった場合は一度スマホショップに相談してみましょう。
スマホバッテリーの寿命を縮める原因・使い方
スマホバッテリーの寿命は使い方によって短くもなったり長持ちしたりします。ここではバッテリーの寿命を縮める原因を紹介・解説していきましょう。自分のスマホの使い方や充電方法がバッテリーの寿命を縮めていないか確認してみてください。
スマホバッテリーの寿命を縮める原因1.
スマホの過充電

バッテリーの寿命を早める行動(充電方法)として過充電があります。100%まで充電されているにも関わらずそのまま充電器を繋げっぱなしにしている状態です。しかし近年のスマホではこの対策もしっかりされており、新しい機種であればこの心配はなくなってきています。
過充電は電力消費と充電を繰り返すため、充電回数が激増して寿命を早く縮める行為です。古い端末をお使いの方は、引き続きこの過充電には注意しましょう。
スマホバッテリーの寿命を縮める原因2.
電池を使い切る
バッテリーの充電回数を減らすため0%まで使い切って、まだ充電しないのは意外なことにバッテリーの劣化を引き起こす原因といわれています。バッテリーは0%にしない100%にしないというのがバッテリー長持ちのセオリーといわれるほどです。
しばらく端末の電源を落として使用しないという場合でも、バッテリー残量は0にせず10-20%程度は残しておくとよいでしょう。
スマホバッテリーの寿命を縮める原因3.
充電しながらのスマホ使用

スマホバッテリーの寿命を縮める充電の仕方として、利用中の充電があります。これは回数ではなくバッテリーと本体の破損を招くといわれるやってはいけない利用方法といわれています。
充電中にはバッテリーは熱を出し、またスマートフォン本体も利用中には熱を帯びるでしょう。電気機器は熱によって暴走することも少なくないだけでなく、バッテリーも熱により劣化して寿命が短くなります。
スマホバッテリーの寿命を縮める原因3.
スマホの冷まし方
充電やスマホ利用で熱くなった端末を冷ますとき、やってはいけないのが冷却材を使うなどの急激な冷やし方です。急激に冷やすことにより内部に結露ができ、さびの原因となります。
バッテリーにこのさびが発生すれば接触に問題が発生して使用回数は関係なくバッテリーは使えなくなるのです。スマホを冷やしたいときは涼しい部屋の中の、机の上など保温効果のない物質の上に静かに置いて自然と冷めるのを待ちましょう。