検証その3:味わいのファーストインプレッション
麺とスープだけのスープをいただこう。「ズズズ、ゴックン」。鼻に抜ける魚介の風味と口に広がる鶏油の甘み。そこに奥深い醤油味がフワッと広がり、なるほど、うまい。次は麺をいただくと、カップラーメンとは思えないほどモッチモチ。コシもしっかりあってツルツルと口に入り、これもかなりうまい。いや、もう最後まで食べるまでもなく、麺とスープさえうまければ「具材って不要じゃね?」と思わず飛び出す始末。
心を落ち着かせて、からあげ醤油ラーメンのスープをいただくと、ふむふむ、こちらはかなり濃い醤油味でカップラーメン特有の科学的な味わい。これはこれで懐かしくもあるし、決して悪くない。大量の具材から脂が染み出しており、そのジャンクな感じもありだ。そして、柔らかでしんなりしたおなじみの麺で、これも結構好き。「うまーい!」と絶叫するまでではいかないが、よくお世話になっているカップラーメンと同じタイプで、しみじみうまい。からあげ的な具材もじわっと味が染み出し、いい感じにインパクトを与えてくれる。
コロコロ意見が変わってしまうが、やっぱりまだこの段階では具材はいらない、とはいえない。
検証その4:全てを食べ終えて
麺とスープだけは、麺もスープもクオリティーがかなり高く、ラーメン好きも納得する味わい。どんどん箸が進み、あっという間に半分以上がなくなる。しかし終盤になり、味がまったく変化しないことに少しつまらなさを感じ始めた。いや、むしろ味というより食感。ずっと同じ食感が続くので感動が平坦になり、やがて驚きが消え去ってしまうのだ。
からあげ醤油ラーメンは、麺を食べると毎回からあげ的な具材が口に入る。これがネギの時もあるし、具材だけを食べることもできるので、全く飽きがこない。しかし、常にからあげ的なものを食べている状況になるので、やはり終盤には脂がキツくなってくる。
というわけで、結果発表。カップラーメンの具材は、それほどの分量はいらないが、食感の変化が楽しめるものが少しだけ入っているのが理想的、と何だか当たり前すぎてつまらない答えとなりました。(エフェクト・山葉のぶゆき)
提供元・BCN+R
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