「消音モード」をオートメーション機能で自動化することも可能!

iPhone 15 Pro/15 Pro Maxのアクションボタンは「消音」以外にも簡単に変更できますし、ショートカットで独自のアクションを設定することも可能です。

でも、そうなると「消音モード」がアクションボタンからワンタッチで使えなくなってしまいますよね。

そのようなときは、ショートカット機能で消音モードを自動化する方法を試してみてください。

たとえば、作動条件(トリガー)を「自宅のWi-Fiが切れたら自動的に消音モードをオンにする」というオートメーション機能を設定すればいいのです。

実際には、まずショートカットアプリから新規で「消音モード」のショートカットを作成します。

すると、ショートカットアプリ内に「消音モード」ボタンが作成できますが、このままでは自動起動しません。

そこで、「どのような条件で発動するのか?」を指定しなければなりません。今回は“自宅のWi-Fiが切れたとき”を条件にします。

条件を指定するには、まず、ショートカットアプリの画面下にある「オートメーション」を選択し、「新規オートメーション」をタップ。

すると、さまざまな自動化条件が表示されるので、今回のトリガーに合う「Wi-Fi」を選択しましょう。

Wi-Fiの画面では「ネットワーク」から自宅のWi-Fi電波名(SSID)を選択します。続けて、条件は「接続解除時」に変更し「すぐに実行」にチェックを入れます。

これでオートメーションのトリガー条件が「OOが指定したWi-Fi(SSID)から接続解除されたときに消音モードをオンにする」に設定されました。

ショートカットアプリで消音モードのアクションを設定する手順

iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=まず、ホーム画面にある「ショートカット」アプリを起動(左写真)。画面右上の「+」をタップして新規ショートカットを作成します(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=画面上の「新規ショートカット」欄をタップするとメニューが表示されるので、「名称変更」を選択(左写真)。次にキーボードで「消音」と入力して「完了」を押します(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=すべてのショートカットに「消音」パネルが作成されたので、「…」をタップ(左写真)。「アクションを追加」を選択しましょう(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=検索欄で「消音」と入力して検索して、スクリプティングにある「消音モードに設定」を選択(左写真)。「消音モードをオンに変更」の“変更”をタップします(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=表示されたメニューで「切り替える」を選択すると(左写真)、「消音モードを切り替える」というアクションが作成されます。画面右上の「完了」をタップすれば終了です(右写真)、『オトナライフ』より 引用)

オートメーションで条件(トリガー)を設定する手順

iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=ショートカットアプリの画面下で「オートメーション」を選択し、「新規オートメーション」をタップ(左写真)。条件のなかから「Wi-Fi」を選択します(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=「ネットワーク」の「選択」をタップ(左写真)。自宅のWi-Fi電波名(SSID)にチェックを入れたら「完了」を押しましょう(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=条件のひとつである「接続解除時」を選択して、「すぐに実行」にチェックを入れたら、画面右上の「次へ」を押します(左写真)。「消音」のパネルをタップしましょう(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=これで「OOがWi-Fi(SSID)から接続解除されたとき消音モードに入る」というオートメーションが作成されました。これをタップして(左写真)。正しければ画面右上の「完了」を押しましょう(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
iPhone 15 Proの「アクションボタン」の使い方 – 好きな機能を割り当てる方法も
(画像=こちらは実際に自宅から出てWi-Fiが切れたときの画面です。先ほど設定したオートメーションが作動して、iPhoneが自動的に消音になりました、『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがでしょうか? iPhone 15 Proと15 Pro Maxには、「アクションボタン」が装備されています。

デフォルトでは従来と同じ消音モードですが、ほかにもさまざまな機能を割り当てられます。

とくに、ショートカットに自分の好きな機能をカスタマイズして割り当てると、iPhoneがかなり便利になるでしょう。

さらに、オートメーション機能で自動トリガーを設定するなどして、どんどん自分好みにiPhoneをカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。

正直言って設定するのはかなり面倒ですが、一度設定すれば次回からは何となくやり方が分かってくると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

文・すずきあきら/提供元・オトナライフ

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