SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定
(画像=▲インストルメントパネルはマルチマテリアルの多層構造とすることで、各素材の風合いを活かした、シンプルでありながら表情豊かな造形を創出。リミテッドはアルミパッド付スポーツペダルやシルバー塗装インパネセンターリング加飾を標準装備、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定
(画像=▲インパネセンターには11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ(リミテッドに標準、ツーリングにオプション)を配備、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定
(画像=▲ツーリングは7インチセンターインフォメーションディスプレイを標準装備、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲多様な情報を見やすく表示する4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーターを採用、『CAR and DRIVER』より引用)

キャビン空間自体は従来と同等のスペースを確保したうえで、大学医学部との共同研究による医学的知見を取り入れた仙骨を押さえて骨盤を支えるシート構造を新たに取り入れる。シートと車体の固定構造を従来型のブラケットを介した方法からシートレールを直接車体に固定する構造に変更し、取り付け部の剛性と振動収束性を高めたこともトピックだ。一方、シート表皮はツーリングにトリコット(シルバーステッチ)を、リミテッドにファブリック(シルバーステッチ)を採用。オプションとして、2グレードともにブラック/グレーの本革シート(シルバーステッチ)を用意した。

SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定
(画像=▲大学医学部との共同研究による医学的知見を取り入れた仙骨を押さえて骨盤を支えるフロントシート構造を新採用。写真はリミテッドのファブリック(シルバーステッチ)表皮、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲ロングドライブでもくつろげるゆったりとした後席スペースを確保、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲ツーリングはトリコット(シルバーステッチ)のシート表皮を張る、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲オプションとしてブラック/グレーの本革シート(シルバーステッチ)を用意、『CAR and DRIVER』より引用)

荷室スペースについては、従来型と同等の大きな荷室開口部と必要十分な荷室容量を確保。6:4分割可倒式リアシートを活用して荷室を自在に拡張することで、大きな荷物や長尺物が積載できる。フロア下にはサブトランクも配備した。また、リアゲート下部のトリムやサイドシルプレートに、山をモチーフとしたテクスチャーを装備。優れたデザイン性だけでなく、滑り止めやキズの防止という実用性も兼ね備える。さらに、サイドシルプレートは形状を最適化し、ルーフに荷物を載せたり、屋根を拭き上げるために足をかけたりする際の安定性を向上させた。

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(画像=▲荷室スペースは従来型同等の大きな荷室開口部と必要十分な荷室容量を確保、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲リアゲート下部には山をモチーフとしたテクスチャーを配備、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲ラゲッジフロア下にサブトランクを設定、『CAR and DRIVER』より引用)

基本骨格に関しては、従来型の優れた操縦安定性および乗り心地を支えた「スバルグローバルプラットフォーム」をさらに進化させて採用。レヴォーグやWRX S4などの他車種で採用しているフルインナーフレーム構造の導入や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性アップなど、最新の知見や技術をふんだんに盛り込む。また、ルーフパネルとブレースの間に振動の吸収性が高く、制振性に優れた高減衰マスチック(弾性接着剤)を採用し、ルーフの共振抑制および音の収束性を引き上げた。一方、懸架機構にはフロントクロスメンバーやリアサブフレームの剛性向上を図ったうえでショックアブソーバーおよびスプリングのセッティングを最適化した前マクファーソンストラット式/後ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。さらに、操舵機構には応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングと操舵角に応じてステアリングのギア比が変化するVGR(Variable Gear Ratio)を、制動機構には優れた昇圧性能を持つ電動ブレーキブースターを組み込んだ。

SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定
(画像=▲基本骨格には従来型の優れた操縦安定性および乗り心地を支えた「スバルグローバルプラットフォーム」をさらに進化させて採用。ボディ全体の骨格部材を強固に組み立ててから外板パネルを溶接するフルインナーフレーム構造を導入する、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲操舵機構には応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングを装備、『CAR and DRIVER』より引用)

パワートレインについては、振動や騒音を低減する改良を施したFB20型1995cc水平対向4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(最高出力145ps/6000rpm、最大トルク19.2kg・m/4000rpm)+MA1型モーター(最高出力10kW、最大トルク65Nm)+リチウムイオン電池(容量4.8Ah)で構成する2.0L e-BOXERを搭載。エンジンマウントにはアルミハウジング液体封入式を採用する。また、トランスミッションにはチェーン音の改善やフリクションの低減を図った改良版の7速マニュアルモード付リニアトロニックをセット。さらに、シフトノブボタンのリンク構造をロッド引き上げ式からロッド押し下げ式に変更したうえで箱形構造を採用し、レバー剛性の向上を図って操作音を低減した新開発のシフトレバーを装備した。従来と同様、コーナリングの愉しさを高めるe-アクティブシフトコントロールも組み込んでいる。

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(画像=▲パワートレインには振動や騒音を低減する改良を施したFB20型1995cc水平対向4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(145ps/19.2kg・m)+MA1型モーター(10kW/65Nm)+リチウムイオン電池(容量4.8Ah)で構成する2.0L e-BOXERを搭載、『CAR and DRIVER』より引用)
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(画像=▲トランスミッションには改良版のリニアトロニックを採用。レバー剛性の向上を図って操作音を低減した新開発のシフトレバーを装備、『CAR and DRIVER』より引用)

駆動機構に関しては、e-BOXERでは初となるFWDを設定したことがトピック。軽量かつ駆動ロスの少ないレイアウトによって、気持ちのいいハンドリングと優れたレスポンスを実現する。足回りや操舵機構なども、FWDに即して専用セッティングを施した。一方で従来から継承するAWDについては、制御システムに車体の横滑り角の値を用いてより自然な運転感覚に仕上げた改良版のシンメトリカルAWDを採用。路面状況に応じてモードを選択するだけで前進時・後退時ともに4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールし、悪路からのスムーズな脱出をサポートするX-MODE(SNOW&DIRT/DEEP SNOW&MUDの2モード、ヒルディセントコントロール付)も組み込んでいる

SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定
(画像=▲制御システムに車体の横滑り角の値を用いてより自然な運転感覚に仕上げた改良版のシンメトリカルAWDを採用、『CAR and DRIVER』より引用)

先進安全運転支援システムの進化も注目ポイントだ。具体的には、4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を映し出す3Dビュー/トップビューや、大型センターインフォメーションディスプレイを使用して従来型のマルチファンクションディスプレイより大きく高精細な画面で表示するデジタルマルチビューモニター、画角を従来型の約2倍に拡大するとともに画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、合わせてフロントガラス取り付け式に変更した新型ステレオカメラユニット、低速での走行時に新型ステレオカメラよりも広角で二輪車/歩行者を認識できる広角単眼カメラなどを新たに導入する。また、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」もさらに進化。従来の「つながる安全」機能に加えて、利便性や快適性を高める新サービスを展開して、コネクティッドサービスの領域拡大を図っている。

SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定
(画像=▲4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を映し出す3Dビュー/トップビューや、大型センターインフォメーションディスプレイを使用して従来型のマルチファンクションディスプレイより大きく高精細な画面で表示するデジタルマルチビューモニターを採用、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

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