対象は主に上位グレード
なお今回の騒動は、全てのグレードで起きているわけではありません。
問題となっているのは主に上位グレードの「Z」「Z“Leather Package”」「G」「G“Leather Package”」が中心だといいます。これらに共通しているのは12.3インチディスプレイナビを搭載するグレードであるということ。12.3インチナビの部品が軒並み足りていないため、納期が長期化して今回の問題の発端になっているようです。
なお、「G」「G“Leather Package”」であっても12.3インチナビ非搭載仕様や、そもそも搭載できない「S」などは比較的遅れなく生産できているといいます。
今後同じような問題が起こりうる可能性も
今回話題になっているのはハリアーですが、ディーラーへの取材によると今後はカローラ クロスにも同じような問題が起こりうる可能性があるといいます。
カローラ クロスは2023年秋頃に大きな一部改良が予定されているとのことですが、同車のハイブリッド仕様は現在受注を停止している状況。このまま生産が追いつかずに改良に差し掛かってしまうと、ハリアーのように受注を白紙にせざるを得ないということになりかねません。
半導体不足などで多くの自動車メーカーの生産に遅れが見られている現在、法規対応などとの兼ね合いも意識する必要があるのかもしれません。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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