文春の一連の報道について木原副長官は会見を開いていませんが、日弁連に人権救済の申し立てをし、松野官房長官は「事実無根だ」とコメントしました。
【報道内容は事実無根】木原誠二官房副長官の妻の前夫不審死事件で元警視庁捜査一課の取調官・佐藤誠氏の記者会見について、松野博一官房長官「今回の会見を受けて、木原誠二官房副長官からは一連の報道に関し『私から調査・捜査に圧力を加えたとの指摘は事実無根だ』と報告を受けた」 pic.twitter.com/YImz5UCWct
— Mi2 (@mi2_yes) July 28, 2023
ただ2018年の再捜査が不自然な形で打ち切られたことは確かで、警察庁長官が「事件性がない」と断言したのも不自然です。捜査妨害の証拠もありませんが、郁子さんが事情聴取を受けたことは否定していないようです。
NHKは、「木原官房副長官の妻が、元夫の死亡をめぐって警察から任意の事情聴取を受け、木原氏が捜査に圧力をかけた疑いがある」ということは報じないで、「圧力を加えたとの指摘は事実無根だ」と、木原氏が官房長官に報告したことは報じるのか。 Xm1IHRgDk
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) July 28, 2023
佐藤さんの会見では、文春の記事にはない新事実は出なかった。当時の捜査官にしては物的証拠が何もなく、これでは再捜査しても、犯人を逮捕するのは無理でしょう。
郁子さんが直接関与していないとすれば、文春の報道は人権問題になる可能性もありますが、殺人の疑いもある事件です。木原さんがきちんと説明する必要があるでしょう。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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