文春の一連の報道について木原副長官は会見を開いていませんが、日弁連に人権救済の申し立てをし、松野官房長官は「事実無根だ」とコメントしました。

ただ2018年の再捜査が不自然な形で打ち切られたことは確かで、警察庁長官が「事件性がない」と断言したのも不自然です。捜査妨害の証拠もありませんが、郁子さんが事情聴取を受けたことは否定していないようです。

佐藤さんの会見では、文春の記事にはない新事実は出なかった。当時の捜査官にしては物的証拠が何もなく、これでは再捜査しても、犯人を逮捕するのは無理でしょう。

郁子さんが直接関与していないとすれば、文春の報道は人権問題になる可能性もありますが、殺人の疑いもある事件です。木原さんがきちんと説明する必要があるでしょう。

 

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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