きのう日銀総裁の記者会見より大きな注目を集めたのは、警視庁捜査1課の元警部補、佐藤誠さんの会見でした。彼は木原誠二官房副長官の妻(郁子さん)の夫の怪死事件の再捜査のときの捜査官です。

しかしコミュニティノートがついているように、佐藤さんは「事件性がある」(殺人事件だ)と断定しただけで、その犯人の名前はあげていません。その根拠も「勘です」というだけ。

週刊文春の記事で注目されるのは、当初は郁子さんが殺したとほのめかしていたのに、今週号では佐藤さんが「女の手によるものではない」といい、ホシとしてZ氏という人物をあげたことです。

Z氏とは何者でしょうか。彼は文春の取材に「お前ら3人ぐらいどうってことねえんだ! 昔、何やっとったか知っとんのか! ……ボクサーだよ。ボクサーだけじゃねえぞ。喧嘩は得意なんだよ」と言ったそうです。