25cmの良型カワハギゲット

続けて左舷ミヨシ2番の小石さん(木更津市)もキャッチ。25cmの良型に、ほほが緩んでいた。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も小石さんに良型(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

船は潮流と南風に押されてトモ方向に流される。アタリが遠くなると船長は、すぐに筋を変えて流してくれるので、フレッシュなエリアで再スタートできる。

右舷トモに並んで座っていた小川さん夫婦(千葉市)。まず、ご主人が先行すると、直後に奥さんにも良型が登場。2人楽しそうに釣りをするシーンが微笑ましかった。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も小川さんのご主人(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

左舷トモの常連・平田さん(富津市)は、マイペースで船長との会話を楽しみながら釣果を重ねていく。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も平田さんは自分のペースで(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

私の右隣の木下さん(練馬区)は、この日がカワハギ4回目とのこと。そこで、アタリの出やすい海底状況や誘い、食わせの間の長さなどを伝えると、見事本命をゲット。立て続けにアタリを出すシーンもあった。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も木下さんは連釣する場面も(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

潮の流れが効くと釣れ出す

この日の潮回りは中潮の最終日で、10時すぎに潮止まり。この時間になると、ゲストも含めまったくアタリが出なくなる。

船長は「もう少し、潮が流れてくれれば、活性も上がってくるんだけどね」と話す。潮変わりの、下げ潮時間帯に期待がかかる。

11時すぎ、トロッと潮が効き始めると、やはりアタリが鮮明になってきた。まず、左舷胴の間の武石さん(富津市)の竿が叩かれ本命確定。続けざまに右舷胴の間の竹内さん(江戸川区)もアタリをとらえる。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面もチャンスを逃さなかった武石さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

左舷ミヨシの中山さん(柏市)もこの流しで本命キャッチ。「もう、今日は釣れないかと思ってました」と、ようやく手にしたカワハギにホッと胸をなでおろしていた。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も中山さんも本命を手に安堵(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

27cmのカワハギも釣れる

その後も魚が着くエリアとそうでない場所はハッキリしていて、気配濃厚なポイントでは、明確なアタリが出て大型も登場。私は、27cmを連釣するなど、盛り上がりを見せる時間もあった。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も27cmが連チャンの場面も(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

14時に終了のアナウンス。船中釣果は、15~27cm2~19尾。ゲストはカサゴやウマヅラ。

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も竹内さんも本命に笑顔(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

下船後、畑中船長に今後の展望を聞いてみると「きょうは、潮がなかなか効いてくれずアタリが遠かったので、難しい一日になってしまいましたね。ですが、魚の気配はどのポイントでも感じてもらえたと思うので、これからに期待です」

カワハギ釣りで27cm頭に19尾【千葉・彦次郎丸】潮が効くと連発する場面も私の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

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<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
彦次郎丸
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年11月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。