実際に三浦市にコンちゃんと一緒に行ってみた

連載【桃田健史の突撃!キャンパーライフ「コンちゃんと一緒」】~コンちゃんの地元で何やら動き、昨今話題の「ライドシェア」で現地調査へ ~
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

そんな三浦市だが、人口は約4万人と以外と少ない。三浦半島といっても、逗子市、葉山町、そして横須賀市の面積が大きく、三浦港は三浦半島の最南端で面積は32平米キロメートルと小さい。

久しぶりに訪れた三浦港では、まず三浦市役所で神奈川版ライドシェアについて意見交換をした。市役所がある地域は、海岸線にほど近くアップダウンがかなり急な地形になっている。

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(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

次に、ライドシェアの必要性があるとされる、三崎港周辺の飲食街の様子を見に行った。三浦市によると、夜間になると三崎漁港周辺はタクシーがいないという。配車してもらいたくても、夜間のタクシー営業がないため、ここにライドシェアを導入したはどうか、という提案である。三崎漁協周辺をいろいろ見てから、城ヶ島大橋を渡って城ヶ島を巡ることにした。
城ヶ島には以前、海洋深層水を使ったホテルの日帰り温泉があり、家族で何度か来たことがある。身体の芯から温まるとして、家族では評判が高かったが、そのホテルはもう営業していないようだった。また、以前何度か通った、いかにも大衆食堂という感じの飲食店の姿もなく、その周辺は時間貸しパーキングエリアに変わってしまっていた。
そんな中、スマホで情報収集して現在の人気店を洗い出し、ランチへ。以前から好物の、マグロカツが美味で大満足。それから、三浦市周辺のタクシー事情を調査するため、地元のタクシー事業者の様子を確認したり、タクシー事業者の親会社である鉄道会社関係者や、神奈川県タクシー協会関係者らと、コンちゃんを移動オフィスとして、電話やメールで神奈川版ライドシェアに対する事実確認を行った。
横浜市内を目指す帰路では、京浜急行の三崎口駅や三浦海岸駅の周辺状況を把握するために、コンちゃんとウロウロ。さらに、横須賀市に入ってからは久里浜港に寄った。ここからは、東京湾を隔てた対岸の千葉県金谷港までカーフェリーが運航している。このカーフェリー、幼少期には、いまはなき川崎~木更津間のカーフェリーを含めて、家族でよく使ったが最近はご無沙汰だ。

連載【桃田健史の突撃!キャンパーライフ「コンちゃんと一緒」】~コンちゃんの地元で何やら動き、昨今話題の「ライドシェア」で現地調査へ ~
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

近い将来、コンちゃんと一緒に久里浜~金谷間のショートトリップに出かけてみようかと、久里浜カーフェリーターミナルの前でふと、考えた。こうして、三浦市周辺での現地取材を終え、ディナータイム。
向かったのは、横浜の伊勢佐木町。JR関内駅に近い、伝統あるアーケードである。ここにも幼少期から通っているが、きょうのお目当ては北海道のスープカレー。以前、小樽や旭川で入ったお店の横浜店で、相変わらずのボリューム満点。コンちゃんには近くの時間貸しパーキングで一息ついてもらった。

はてさて、ライドシェアについては、国は”実施ありき”といった雰囲気でどんどん話が進んでいるように感じる。これが本当に、日本の地域社会にとって良いことだろうか?
今後も、コンちゃんと一緒にライドシェアの現場巡りをしてみようと思う。

フォト=桃田健史 K.Momota

文・桃田健史/提供元・CARSMEET WEB

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