最近オイルを点検・交換したのはいつだったか覚えていますか
エンジンやミッションには潤滑油が必須。
特にエンジンは季節ごとに潤滑油(エンジンオイル)の柔らかさ(粘度指数)を変えるようメーカーが指定している物も多いので注意が必要です。
気温で油の硬さが大きく変化するので、特に冷間時(一晩置いた翌朝など)では規定外の粘度のオイルが入っていると抵抗が大きくエンジンが掛りづらくなったりします。
また、バッテリーへの負担も増え、燃費にも影響するので冬の気温に合ったオイルかどうか点検しましょう。
もっとも、最近では通年粘度の低いエンジンオイルが設定されている車両が多いので、新しい車にお乗りの方は粘度指数よりも「オイル量」をチェックしてみてください。
オイル交換のサイクルが長い車の場合は、オイルを「補充」するよう指定されている物もあります。
その他、こんな消耗品も限界が来ているかも?!
気温低下で性能が左右されるのはタイヤだけではありません。
車に多く使われている「ゴム部品」はすべて影響を受けると考えてください。
中でもワイパーは重要保安部品であり、視界を確保する大切な部品。
ワイパーのゴムは定期的な点検・交換が必要です。
ご自身でも交換可能な部分なので、積極的に取り換えましょう。
また忘れがちなのが、「ウインドーウォッシャー液」の点検。
こちらもストレートタイプなら良いですが、水で希釈するタイプでは希釈濃度によって凍結することがあり、タンクが凍らなくてもホースの中が凍ってしまっては液が噴出されなくなる場合があります。
寒冷地へ出かける場合には特に注意が必要です。
エンジンルームの「ファンベルト」もゴム製品。こちらも劣化しているとベルトが固くなり滑ったり異音が発生したりします。
最悪の場合はベルトが切れてしまう事もあり、その場合はレッカーを呼ぶ羽目になるので注意してください。