【5人・6人家族】おすすめのファミリーカー3選
この項目では、5人・6人家族におすすめのファミリーカーを5つピックアップしました。
ミニバンは“3列シート”が備わっている車種が多いのが特徴。乗車定員が6名から8名と、大人数の家庭で移動するのに適しています。
一方、近年ではボディサイズがコンパクトカーに近く、乗車定員は7名となっているものの、5名程度の使用を想定したミニバンも存在しているのも特徴です。
ホンダ フリード
ホンダ フリード(2022年)
「フリード」は、5ナンバー枠に収めたコンパクトボディが魅力のミニバンです。
2016年に登場した2代目は、ロングセラーとなった初代から「使い勝手のよさ」を引き継ぎ。“ちょうどいい”を体現しました。2021年にはシリーズ累計販売台数100万台を達成するなど、ホンダの新車販売でも貢献度の高いモデルです。
ホンダ フリードはどんな人に向いている?
フリードは「夫婦+2人から3人程度の子どもがいる家庭」向きの車です。
3列目シートは補助的な立場となるため、7人フル乗車をするなら子どもが3列目に座り、残りの運転席・助手席・2列目は大人が乗り込むのであれば対応可能でしょう。
しかし、ボディサイズなどを加味して、余裕をもった移動空間を実現するなら子どもが3人までの家庭にフリードが適していそうです。
トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ(2022年)
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」は、2022年に3代目へフルモデルチェンジしました。
「使い勝手の良い室内空間を一層磨き上げる」をキーワードに、TNGA(Toyota New Global Architecture)の技術を取り入れた使い勝手のよさ、低燃費がセールスポイントの車種へ生まれ変わっています。
トヨタ シエンタはどんな人に向いている?
他のミニバンとは異なる雰囲気をもつ外観デザインの車種が欲しいなら「シエンタ」はおすすめです。
見方を変えれば、サイドプロテクターをはじめ随所の商用バンを思わせる雰囲気はレトロで一味変わった印象があるでしょう。車内には便利な収納スペースがあったり、天井にサーキュレーターを装着したりして快適性・利便性が高いです。
これらの要素を受け入れられれば、ファミリーカーとして購入する価値は高いかもしれません。
ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼル(2021年)
ホンダ「ヴェゼル」は、クロスオーバーSUV人気の代表的モデルです。
2021年に登場した2代目は、高い人気を維持し続けた初代からバトンを受け、「AMP UP YOUR LIFE」のキャッチフレーズで実用性に優れたパッケージングを実現。2ドアクーペを思わせるスポーティな外観デザインと、「信頼」「美しさ」「気軽な愉しさ」と3つの要素を備えて、高い人気を獲得しています。
ホンダ ヴェゼルはどんな人に向いている?
「産まれたばかりから小学生頃までの子どもがいる家庭」にヴェゼルが適しているでしょう。
後部座席の広さを考えると大人で定員いっぱいまで乗車するより、運転席と助手席には夫婦ふたり、後部座席に「チャイルドシート」や「ジュニアシート」を装着させて、子どもを乗せるパターンが無難かもしれません。
ただし、燃費性能に貢献するハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載するなど、コストパフォーマンスは優秀です。SUVを購入するなら、上記の条件にあった人が適しているのではないでしょうか。
【7人・8人家族】おすすめのファミリーカー3選
この項目では、7人・8人家族に向いているおすすめのファミリーカーをピックアップしました。
ここで対象となるジャンルはミドルサイズ以上の「ミニバン」です。
ミニバンは“3列シート”が備わっている車種が多いのが特徴。乗車定員が6名から8名と、大人数の家庭で移動するのに適しています。
日産 セレナ
日産 セレナ(2022年)
日産の車種からファミリーカーを選ぶなら、ミニバンジャンルに属する「セレナ」も欠かさずチェックしたいモデルです。
2022年に登場した新型は通算6代目。「BIG・EASY・FUN」のコンセプトを継承しつつ現代に合わせた進化を遂げています。
ロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」は、ミニバンジャンルでは世界初搭載とのこと。家族全員を安全に目的地まで運ぶのに貢献できる車です。
日産 セレナはどんな人に向いている?
セレナは「乗り心地に優れたミニバンジャンルのファミリーカー」を求めている人に向いているでしょう。
e-POWERの搭載をはじめ、足回りやシートにも乗り心地を高める工夫が施されており、車両価格に見合った性能・装備があります。車両本体価格が少々高めであることはネックですが、充実したファミリーカーを選びたいならおすすめです。
ホンダ ステップワゴン
ホンダ ステップワゴン(スパーダ、2023年)
「ステップワゴン」は、1996年の初代登場以降、長くミニバンのジャンルで“ファミリーカー”の地位を確立してきた車種です。
現行モデルは6代目にあたり、2022年に登場。オーソドックスな「エアー」とカスタムビレット風な外観デザインの「スパーダ」と2つのバリエーションを用意。生活環境や好みにあった外観デザインのモデルが選べます。
ホンダ ステップワゴンはどんな人に向いている?
ステップワゴンは「3列目までフルに使えるミニバン」が欲しい人に向いています。
ボディサイズは歴代モデル最大となった反面、居住性が大きく向上し、2列目・3列目シートの座り心地も良好です。ファミリーカーでミニバンを購入したいけれども、ラージサイズの高級モデルは購入できないなどの制約がかかっている人にステップワゴンは適した車種です。
トヨタ ノア
トヨタ ノア(2022年)
トヨタ「ノア」は、“より快適に、より便利に、より安心な”と3つのポイントを押さえたミドルサイズのミニバンです。
2022年に兄弟車の「ヴォクシー」とともに、4代目へモデルチェンジしました。TNGA技術の導入によりプラットフォームやパワートレインを刷新。車内空間の広さや使い勝手の良さを両立したパッケージングが魅力に挙げられています。
トヨタ ノアはどんな人に向いている?
ノアは「子どもやお年寄りを乗せる機会が多い家庭」に向いている車種です。
メーカーオプションを上手に装備すれば、より使い勝手も向上し、子どもやお年寄りのいる家庭でも安心していっしょにお出かけできるモデルです。
ただ、オプションを装着しなければ、車両本体価格自体は安価な部類に入ります。コストパフォーマンスに優れたミニバンをお求めなら、ノアを有力候補に据えてもよいでしょう。