暑かった夏も終わりようやく涼しくなってきた。エリアトラウトのシーズン到来だ。今回は数も型も狙える滋賀県のフィッシングパーク高島の泉に出かけてきた。4回目となる釣行で様子もわかってきたエリアで好釣果をあげられるか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
高島の泉でエリアトラウト釣行
釣行日は10月23日。現地には7時半頃に到着。天気は晴天。風は弱く、快適に釣りができそうだ。早朝のひんやりした空気が心地いい。
高島の泉は関西最大級の管理釣り場で魚影が濃くかつ大物も狙えるのが魅力の釣り場だ。狙える魚種は、メインのニジマスのほかブラウントラウト、サクラマス、ロックトラウト、イワナ、ヤマメにイトウと多彩。
イトウは90cmクラスまでいて、釣りをしていれば目の前を悠然と通り過ぎていく姿を何度も見ることができるし、ニジマスを襲う獰猛な姿を目の当たりにすることもある。
当日のタックル
用意したタックルは2セット。1本はいつもの数釣り用タックル。
ロッド:テンリュウ・レイズオルタRZA61L-T
リール:シマノ・ヴァンフォードC2000S
ライン:デュエル・アーマード F+プロの0.1号
リーダー:フロロ0.8号。
もう1本は大物用。
ロッド:ヤマガブランクス・ブルーカレント68Ⅱ
リール:シマノ・ヴァンフォードC2000SHG
ライン:PE0.5号
リーダー:フロロ1.5号
初めて出かける人はウェブサイトに「推奨タックルの目安」があるので参考にするといい。
フェザージグでニジマスゲット
9時間券を購入し、釣り始めたのは8時前。まずは第3ポンドの空いているところで釣り始める。最初は「トップに出てくれるかも」とパペット・サーフェスを投げてみる。
すると、出ないことはないが、食いが浅くしっかりと食ってくれない。これだけ魚影の濃い釣り場でしばらくがんばって釣れないということは時間の無駄と判断。
まずは何匹か釣っておきたいので、フェザージグにチェンジ。するとレギュラーサイズのニジマスがヒット!
65cmのロックトラウトを手中
とりあえず魚が釣れたところで、釣り場全体の様子を確認しておこうと小移動を繰り返しながら釣っていく。レギュラーサイズのニジマスがほどほどに釣れてくれるが、反応のいい場所悪い場所はある。第2ポンドでも少し釣り、第1ポンドへ。
第1ポンドのお気に入りポイントで底の方に数匹の大型魚を発見。ここは大物タックルの出番。大きめのフェザージグでゆっくりと誘ってみる。
リトリーブコースを変えながら狙っていると、見えていた中で一番大きな魚がヒット!高島の泉は各ポンドとも水中のあちこちに障害物の岩があり、大物に走り回られると厄介だ。強気のやり取りであまりラインを出されないように耐える。
そして無事ネットイン。丸々と太ったロックトラウトだ。重い。サイズは65cm。このサイズが出てくれれば大満足。この時点で開始からまだ1時間だ。