みんなの「止まれる速度」を調査してみた

ちょっと曖昧な横断歩道の走行ルール。ドライバーの皆さんはこのルールをどのように理解しているのでしょうか。
世界版知恵袋サイトで「『横断歩道の手前で止まれる速度』は時速何キロだと思いますか」と質問してみたところ、さまざまな回答が寄せられました。
日本在住Mさんの回答
「記憶違いかもしれないけど時速15キロぐらいって習ったような?ママチャリぐらいの速度、徐行と同じぐらいと理解してます」
海外在住Rさんの回答
「横断歩道までの距離により変わると思う。何百メートルも手前なら制限速度でいいけど、1メートル手前なら時速5キロぐらいになるのでは?これ、道交法第三十八条だっけ?面白いルールだね」
日本在住Aさんの回答
「規制速度でいいのでは?制限速度50キロの道路なら、時速50キロで走ってOK。ただし、横断歩道の50メートル手前で歩行者を発見できることが前提だけど。あと、歩行者が安全確認なしで飛び出したらアウトだよね」
日本在住Nさんの回答
「横断歩道との距離次第ですね。個人的には赤信号に向かって走るようなイメージを持っています。進行方向の信号が赤なら停止線で止まれるように速度調整しますよね。その速度が『止まれる速度』だと思います。
で、歩行者が明らかにいないとわかったら、青信号になったと認識して速度を戻すイメージです。この『明らかに』というのは『目をつぶっても安全に横断歩道を通れる』と確信できる状態と考えています。」
結局、ドライバーが意識すべきことって何?

©ambrozinio/stock.adobe
「横断歩道の手前で止まれる速度」の解釈はドライバーにより異なるようですね。
何にせよ「横断歩道の手前で停止できる速度」に明確な正解はありません。信号のない横断歩道で事故でも起こさないかぎり、適切な速度だったかジャッジもされることもほぼないでしょう。
ドライバーが意識すべきことは、制限速度の遵守と、横断歩道周辺の安全確認です。この2点に気を付けていれば、「横断歩道の手前で止まれる速度」も自ずと守れるのではないでしょうか。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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