趣味で知り合った年下の友人や、少し気になる後輩に、勇気を出して連絡先を聞いてみたところ、LINEではなくInstagramのアカウントを教えてもらったという経験はないだろうか。そしてインスタのアカウントを交換するたびに「そっか。今どきの若者はLINEなんて使わずに、インスタでやり取りをしているんだな」と、心のなかでZ世代やα世代の気持ちわかったつもりになっている人は、集合してほしい。
なんと楠 あやと 毎週漫画投稿@Kusunoki_AyatoさんがXに投稿した漫画によって、どうやら、われわれは10代・20代の掌の上で踊らされているらしいことが判明したのだ。
デジタルネイティブ世代は「使いわけ」が主流
今アラサー・アラフォー世代を震撼させている、衝撃の投稿内容が、こちらである。




一度読んだだけで、おわかりいただけたであろうか。
いや、正確にいうと楠 あやと 毎週漫画投稿@Kusunoki_Ayatoさんの漫画は非常にわかりやすいのだが、若者の考え方そのものが1度では理解しきれないのではないだろうか。少なくとも筆者はそうだ。
どうやらZ世代やα世代は、連絡をとる相手によってLINEと、インスタを使いわけているらしい。しかも、インスタにいたっては5つのアカウントを作成しているから、実質6パターンの連絡手法を持っていることになる。これが若さゆえの才能であろうか。クライアントに合わせてSlackとChatworkを使いわけるだけで、いっぱいのわれわれには、未知の領域である。
LINEを教えてもらえたら、好感触のサイン!?
楠 あやと 毎週漫画投稿@Kusunoki_Ayatoさんのお知り合いの方は、若者世代の連絡手段は以下のように使いわけられているようである。
LINE……特別に仲のよい相手
インスタ①……推し活様
インスタ②……ごはん専用
インスタ③……モデル風撮影用
インスタ④……学校の友達用の鍵アカ
インスタ⑤……仲のよい相手用の鍵アカ
人によって若干内容の違いはあるだろうが、LINEとインスタのプライべートアカウント1積分は、特別に親しい間柄の友人専用の連絡ツールであることが多そうだ。
そもそも、猫の写真ぐらいしか撮らない筆者にとっては、5つもインスタのアカウントを使いわけるほどの充実した日常を送っている若者がうらやましい。というか「元気だなぁ」「疲れないのかなぁ」という感情でいっぱいだ。これが老いへの第一歩なのだろうか。