肉体から意識や魂が離脱する体験「アストラル・プロジェクション」。トカナでも折に触れてその可能性を指摘してきたが、この度、なんと米国が本気でアストラル・プロジェクションの可能性を探っていた“機密文書”が発見されたというのだ。

■米軍はアストラル・プロジェクションを本気で研究していた

米軍が研究した「異次元への入り口」がCIA機密文書で発覚!アストラル界への行き方とは……
(画像=文書に挿入された図版「CIA」より引用、『TOCANA』より 引用)

 まずは、同文書の基本情報を確認しておこう。「Analysis and Assessment of Gateway Process(ゲートウェイプロセスの分析と評価)」は、米陸軍の諜報部に籍を置いていたウェイン・マクドネル氏が1983年に執筆し、2003年にCIAが機密指定を解除している。

 どうやら、超心理学者ロバート・モンローが設立した「モンロー研究所」の体外離脱用音楽「ヘミシンク」の家庭用学習プログラム「ゲーウェイ・エクスペリエンス」の評価報告のようだ。これは推測に過ぎないが、おそらく遠隔透視能力の軍事利用を研究していた「スターゲイト・プロジェクト」への応用の可能性を探ったものだったのだろう。

米軍が研究した「異次元への入り口」がCIA機密文書で発覚!アストラル界への行き方とは……
(画像=文書に挿入された図版「CIA」より引用、『TOCANA』より 引用)
米軍が研究した「異次元への入り口」がCIA機密文書で発覚!アストラル界への行き方とは……
(画像=トーラス、円周を回転して得られる回転面「Daily Mail」より引用、『TOCANA』より 引用)

内容を見てみると、アストラル・プロジェクションの方法から宇宙物理学まで多岐に渡っており、たとえば、ヘミシンクの使用により意識が肉体から抜け出し、「リバース・イベント・ホライゾン(事象の逆地平面)」と呼ばれる異次元への入り口と見られる地点から、アストラル界へ入り込むということや、宇宙が永遠の生成消滅を繰り返すトーラス構造をしているということなど、にわかに信じ難いことが次々と超真面目な論調で肯定的に書かれている。

 これだけでもかなりヤバイ感じだが、さらには、人間精神の一部や物質宇宙はある種のホログラムであり、このホログラムの背後には「The Absolute(絶対的なもの)」と呼ばれる、(宇宙が永遠に生成消滅を繰り返す原因ともなっている)時空を超えた無限定のエネルギーが存在しているとも。そして、“意識”だけはアストラル・プロジェクションによってThe Absoluteに入り込むことができるという……。