10月に開業した新たなランドマーク「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」最上階の「TOKYO NODE」内に、フレンチガストロノミー「apothéose(アポテオーズ)」が、11月21日(火)にオープン。

本場フランスでも注目される北村啓太(きたむら けいた)氏が凱旋帰国し、日本の食材とフレンチの技術を掛け合わせて作る「記憶に残る料理」を堪能したい。

フレンチで表現された日本の風土を味わう

「apothéose」を率いるのは、フランス「ERH(エール)」で、2019年より5年連続1つ星を獲得し続けてきた北村啓太氏だ。

厨房が料理を心から楽しんでいるとレストランは自然と魅力的になっていくと語る通り、素晴らしいチームワークを築き上げてきた結果が功を奏し、フランスでともに過ごしたシェフ・パティシエの宮本景世氏、スーシェフの渡邊亮介氏、そしてシェフソムリエのBertrand Verdier氏の3名とともに来日し、最高の状態でのオープンを迎える。

同店は、知られざる日本風土の素晴らしい食材と、長い歴史の中で磨かれ続けてきたフレンチの技術を掛け合わせ、心地よい裏切りや、好奇心を掻き立てるような体験を届けるべく「記憶に残る料理」を創造していく。

なお、ディナーコースの「apogée」は、25,000円。アルコールペアリングは15,000円となる。

季節の香りや風景を堪能

フランスで15年を過ごし、食と人々の関わりがとても身近で、力強い食材が豊富に手に入る環境のなか、料理の経験を積み重ねてきた北村シェフ。日本に帰国して一番大切にしたことは、日本各地を巡り、実際に五感で素材の魅力を感じることだった。

店名の「apothéose」は、フランス語で最高の賞賛、バレエ用語でフィナーレを意味する言葉。神と崇める、賛美するなどの意味もあり、頂点を目指すべく名付けられた。

五感で味わう空間づくり

料理を彩る器には、北村氏の故郷である滋賀県の土の風合いが感じられる信楽焼、佐賀県の有田焼や伊万里焼、備前吉田焼、個人作家の作品、新潟県のチタンを使った作品、最新のテクノロジーを駆使した「secca」の作品などを用いている。

カトラリーには、燕三条の老舗カトラリーブランドや、世界中から愛される福井県の「高村刃物製作所」のステーキナイフなどを用いて、日本が誇る素晴らしい職人とともに作り上げる料理や世界観が楽しめる。