さらに、極めつけは、税金滞納・差し押さえ4回の財務副大臣。これほど世の中を舐めた人選はあり得ないだろう。この副大臣を選んだ人もその任を引き受けた人も国民を馬鹿にしている。副大臣に任命され、このような不祥事をほじくり返されれば、自身にとっても政権にとっても致命傷となることは容易に想像されただろうに。税金滞納で4回も差し押さえまで食らった人が財務副大臣とはあまりにも無残な組み合わせだ。
ここまで見事なまでの不祥事内容と担当省庁の組み合わせは確率的にもあり得ない話だ。「任命の責任者の責任が重いのか」、「こんな人たちを推薦した派閥が悪いのか」はわからないが、仕組んでもなかなかできないような絶妙で見事なコンビネーションだ。さらに、この財務副大臣辞任までの遅さは、官邸が常識的価値観を持たないことや世論に鈍感であることを見事なまでに映し出している。
本当は政権交代の大きな声が上がっても不思議ではないのだが、民主党政権の悪夢がそれを妨げている。
PS:紅白歌合戦から旧ジャニーズのタレントが排除された。まるでタレント全員が反社会的集団のメンバーのような扱いだ。その一方で、大河ドラマの主役は変わらない。人権のNHKはどこに行った。単にジャニーズへのへつらいに対するしっぺ返しだけのご都合主義ではないのか?「どうする家康!」ならぬ、「どうするNHK!」だ。
編集部より:この記事は、医学者、中村祐輔氏のブログ「中村祐輔のこれでいいのか日本の医療」2023年11月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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