年間お寿司を300回以上食べていたという、自称「日本一お寿司を食べる男」にお会いする機会がありました。
最近はさすがに回数が減ったそうですが、それでも年間200回以上。しかも、日本国内の名だたる名店をほとんど制覇しています。
それだけの回数を食べていると、さすがに繊細な違いが、感覚的にわかるようになるそうです。
例えば、マグロであれば、握りを食べただけで個体の大きさが10キロ単位で7〜8割程度の確率で当てられると言っていました。大きなものになると、味が薄く少し水っぽくなるそうです。
「マグロの達人」とでも言えるような、究極の味覚です。
銀座の三つ星フレンチのシェフソムリエの方も、これに似た能力を持っています。
ワインバーでご一緒した際に、注がれた赤のグラスワインをテイスティングして産地だけではなく、シャトーの名前までピンポイントで当てていました。しかも、まったくのノーヒントです。
どちらも圧倒的な経験値によって、微妙な差異を感じられる境地まで到達しているのです。