すっかり秋めいてきた東京湾奥で旬を迎えたハゼ釣り。晴天ナギ予報が出た10月21日(土)、深川冨士見からハゼ乗合船で木更津沖に釣行すると、12cmをレギュラーサイズに平均40尾前後の好釣果を上げた。

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東京湾の船ハゼ釣りで16cm頭に釣る人91尾と好調【深川冨士見】

深川冨士見でハゼ釣り

出船30分前に到着。大女将とあいさつを交わし、店前の釣船橋を渡って船着場に向かう。

この日はタチウオ乗合船も出るということで、船着場には2隻の船が並んでいた。ハゼ乗合船は手前の冨士見丸。初顔合わせの登藤晃弘船長とあいさつを交わし、全員が乗船してから空いていた右舷トモへ座った。

東京湾の船ハゼ釣りで16cm頭に釣る人91尾と好調【深川冨士見】船着場詳細(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

1時間ほど移動して釣り開始

7時15分、船長からライフジャケット着用など航行中の注意事項がアナウンスされ、左舷6人、右舷6人の布陣で出港。深川の低い橋を潜り抜けて東京湾に出ると、北西からの追い風に乗ってポイントへ向かう。

航程約1時間で、木更津港内自衛隊駐屯地前の水深3~4mの釣り場に到着。ヤマダテが決まり、船首が風上へ向けられて安定すると、船長から「水深は3m強です。はい、どうぞ」と仕掛け投入OKの合図。エンジン流しで開始となった。

東京湾の船ハゼ釣りで16cm頭に釣る人91尾と好調【深川冨士見】運河の中を東京湾へ向けて出港(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

延べ竿で勝負

船べりに並んだ竿は、すべて手バネ(中通し延べ竿が多かった)で、中通し延べ竿とリール竿の両方を持参した私も、空気を読んでリール竿はしまい、中通し延べ竿を1本出すことにした。

東京湾の船ハゼ釣りで16cm頭に釣る人91尾と好調【深川冨士見】窪山さんは竹の9尺を対で(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

ハゼのレギュラーサイズは12cmほど

天候は晴れ、風は北西から6~7m前後吹いていたが、港内へ入ると堤防が風除けになり、海面はナギだった。潮色は、わずかに濁りが入った緑茶色。

開始早々に竿を曲げたのは、右舷1番前で3.5mグラス製中通し竿を対で使う金田さん。当日のレギュラーサイズの12cmハゼを釣り上げた。

東京湾の船ハゼ釣りで16cm頭に釣る人91尾と好調【深川冨士見】右1番前は金田さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

15cm級の良型も釣れる

続いて、船中前寄りから順にヒットが続き、左舷1番前の小林さんが12cmをゲット。左舷3番の浅井さんは、11尺のグラス製中通し竿を使って30分でツ抜け。そして左舷前2番の馬場さんは、竹製9尺の和竿で15cm級の良型が釣り上げた。

東京湾の船ハゼ釣りで16cm頭に釣る人91尾と好調【深川冨士見】左1番前の小林さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)