秋の行政事業レビューが11月11日、12日に実施されている。初日は「雇用調整助成金」の議論に参加したが、二日目は「介護におけるデジタル技術の活用の加速」を担当した。

高齢化社会の進展により介護サービスの必要量は増加するが、介護職員数を増やすには限界がある。そこで、ICTを導入し介護サービスの効率を上げようと政府は動いている。実証調査では、ICTの導入により利用者・介護職員の双方にポジティブな結果が出ているという。しかし、ロボットを始めICT機器等を導入している介護施設はとても少ない。費用が高額で、職員が使いこなせるか不安だという。

どうしたら、広く活用されるようになるのだろうか。

問題の一つが、人口5000人の町の家族経営の、小規模介護施設へのICT導入である。ロボットどころではなく、職員間でSNSを利用することさえ簡単ではない。

そこで、近隣の介護施設と合わせてICT事業者に一括契約して、週に一度程度、各施設でSNSの利用方法について指導を受けるといった、運営の協働化を僕は提案した。導入補助に加えて、導入後も最初の一年間は利用指導を含め運営を補助する仕組みも提案した。事業者間での協働は取りまとめに記載された。