名手がペースアップ

あうんの呼吸と言うべきか吉田からGOサインが出たので、記者は対岸の桜桟橋へ。これはカメラを構えた記者への気遣いで、アタリが続けば記者を待たせないで済むとの吉田の配慮だ。とくに対岸が遠い釣り場だと、こういった気遣いを吉田は見せてくれる。ありがたい話だ。

ところが記者が桜桟橋に着いても、一向に絞る気配がない。それどころか隣の平澤氏ががぜんペースアップ。吉田が沈黙していたわずか30分間に3~4枚は絞っただろうか。これではまるで平澤氏が撮影対象者と言わんばかり。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【野田幸手園で道場破り#2】吉田が沈黙している間も名手は絞る(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

ハリスワークでウキの動きを戻し、何とか数枚を絞ることができたが11尺竿に替えた効果があったかと言うと、素人記者から見ても疑問を感じてしまうほど。

11時の昼食休憩(30分間)前、2回目のフラシ交換となった平澤氏。枚数は当然ながら型も吉田をはるかに上回っていることから、もはや挽回不可能か!?

吉田康雄

「カツ(勝つ)カレー食って出直します!」

 

次回も「野田幸手園で道場破り」です。

<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
WakuWakuField 野田幸手園
この記事は『週刊へらニュース』2023年11月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。