船中25kgのタネトン登場

トンジギはやり続けることが肝心。ポイント移動にオニギリを頬張りジグをしゃくり続けたが、ヒットしたのは私ではなく別のアングラー。11時、さっきまで飯食ったりキャストしたりして、ジギングをしていなかったアングラーがドラグ音を響かせる。

激しい抵抗を交わしてキャッチされたのは、25kgの立派なタネトン(20kg以上)。直ぐに中トンが追加されたが、連鎖を狙った私にはヒットぜずでした。やはりヒットしたのは、70~80mとの事。狙ってたんですけどね…。

船中カツオも顔出し

黙々としゃくり続けたが、トンボはヒットせず。一度だけ回収中にカツオがトリプルヒットするという嬉しいハプニングがあったが、こんな時に限って私のジグは水深150mにあった。「ちょっと深いタナを探ってやろう」とジグを深く落としていたのだ。釣れない時は、こんなもんである。

志摩沖トンボジギング釣行で25kg級のビンチョウマグロ浮上【三重・長栄丸】当日の船中釣果(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

トンジギの今後の展望

トンジギシーズンは長い。シーズン初期は、数は出ないがヒットすれば中トン以上でタネトンの出現率も高い。例年のパターンでは、年明けに小トン(10kg未満)の群れが入ってきて数釣りが楽しめるようになる。春になると数は出なくなるが、GWぐらいまでは楽しめるだろう。

なお、シーズン初期と終盤は、トンボに混じってキハダがヒットするので、ワンランク上のタックルで挑んだ方が良いでしょう。マカジキやアカマンボウもヒットしますよ。ドリームサイズを仕留めてください。

志摩沖トンボジギング釣行で25kg級のビンチョウマグロ浮上【三重・長栄丸】強烈なファイトを楽しめる(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

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<田中こうじ/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
長栄丸
出船場所:赤碕岸壁