8連続で入れ喰いを堪能
次にきたのは松島町にある小規模漁港です。平日のため漁師さんが慌ただしく作業しているので、邪魔にならないところで竿を出します。
まずは岸壁沿いに投入するとすぐに当たりがあり上げてみると……ダボハゼのリャンコでした。
このダボハゼ、もしくはチチブ系統?ハゼの仲間ですから当たりも本命そっくりで思わずアワセを入れてしまうんですよね。当日は合間合間に15匹くらいは顔を見ることになりました。
ただ、先程と違いこちらの漁港では当たりが毎回のように貰え、船溜まりの手前に落とすと本命のハゼが顔を見せてくれました。
良型ハゼが集まるポイント発見
約10cmか12cmほどのハゼが釣れ続き、正午を過ぎてもアタリがあるので夢中に。ツ抜けを達成したところで昼食と休憩を挟むことにしました。午後からは隣りにあるスペースに移動して、船溜まりの隙間を係留ロープに引っ掛けないよう細心の注意を払いながら振り込み誘いをかけます。
すると、大きいビビっとしたアタリが手元に伝わりました!!竿を引いてもなかなか現れず、フグでも掛けたのかな?と構えましたが、顔を出したのは型のいい本命のハゼです!!
再び同じ場所を攻めると、また良いアタリが続き同型のハゼが釣れました。この隙間に溜まっていると読んだ私はエサを通称“噛み戻しのエサ”の状態で整えて投入しました。
噛み戻しのエサとは、アワセ損ない仕掛けを上げるとエサはボロボロであったり千切れていたりしているエサのこと。新しいエサと交換したくなりますが、実はその状態のエサがハゼには良いらしく、軽く整えて投入してやると直後にアタリが続くことも多いらしいです。
良型ハゼ連釣
底を小突くパターンも着底して小さい小突き→当たりなし→細かい小突き→当たりなし→大きい小突き→本命の当たり有り……。小突く組み合わせを状況に合わせてやると8連続で型のいいハゼの入れ喰いを堪能できました。
試しに長さはどれくらいなのかメジャーを当てると最長で15.3cmと夢の20cm級ジャンボハゼには及ばず。しかし、久しぶりの釣行でハゼの入れ喰いポイントにも出会うことができて満足のいく釣行になりました。最終的には15時まで釣り続け、合計22匹のハゼを手中することができました。