持ち運び&後付けも可能なポータブルとは
ポータブルテレビは、持ち運びできるうえに取り付けアームや金具を使えば固定設置も可能です。
小型で手軽なタイプも多く、使う場所が限定されない用途の広さはまさにアウトドア向きといえるでしょう。
ポータブルテレビを選ぶときのポイント
ポータブルテレビは、台所・寝室・お風呂と色々な場所で使えるため、重視する性能は使う場所次第になります。
では、キャンピングカーで使う時に便利なポータブルテレビを選ぶポイントとは?
アンテナを設置する必要がなく、車内・野外どちらでも使える自由度の高さから、モニターにチューナーを内蔵した「一体型」のポータブルテレビがおすすめです。
しかし、「どこでも見れるの?」「画像が途切れたりしない?」といった、疑問を持つ方のために、ワンセグとフルセグの解説をしておきます。
ワンセグとは
ワンセグとは、13分割された電波帯域のうち1つを用いて行われる放送のことです。
この方式は、主に移動中にも携帯電話などでテレビを視聴できるようにするために開発されました。
元々、携帯電話でも視聴できるように開発されたので、少ないデータ量で受信できますが、画質の低さがデメリットになっています。
反面、ワンセグの電波は安定度が高いうえに、少ないデータ量で受信できるので、受信感度の高さが大きなメリットになります。
フルセグとは
フルセグとは、テレビ放送で用いられているものと同じデータ量を受信することができます。
そのため、とてもきれいな画質で視聴することができるのが特徴です。
フルセグで受信した放送は、ハイビジョンのテレビでもきれいに映るくらいの画質なので、ポータブルテレビの画面サイズには十分すぎるくらいの高画質です。
しかし、本来のテレビ放送は電波を受信しやすいように、アンテナを固定することを前提に作られています。
そのため、フルセグのポータブルテレビはデータの受信が不安定であり、移動中の視聴には向かないという半ば本末転倒なデメリットを持っています。