新聞、テレビ、雑誌にネットニュース、そして各種SNSと、さまざまな情報源から多くの情報を得られるようになった現在。その中でも利用頻度の多いメディアは一体、なんなのか気になるところです。NTTドコモ モバイル社会研究所では、全国のスマホやケータイを所有する15歳~79歳の男女6559名を対象に、「メディア利用動向」について調査。生活情報を得ているメディアについて集計していたので、その結果を見ていきましょう。
「テレビ」が4割以上でトップをキープするも「新聞」は2割弱に減少
日常的に生活情報を得ているメディアは2014年でトップだった「テレビ」が46.0%で今回もトップに(「モバイル社会研究所」調べ)
まずは、日常的に生活情報(趣味やお買い得情報など)を得ているメディアの2014年からの推移を公開しています。それによると、2014年に55.8%でトップだった「テレビ」は、緩やかに減少しつつ、今回の調査でも46%で1位をキープ。同じく2014年に2位だった「Webサイト・アプリ」が43.6%と僅差で2位をキープしています。
2017年の調査開始当時は最下位だった「ソーシャルメディア(SNS)」は今回34.2%で3位に上昇、18.8%で4位の「新聞」と7.8%で5位の「ラジオ」は2014年から大幅ダウンという結果になっています。WebやSNSで情報を得られるようになり、紙媒体の新聞は利用が減ってきているという印象です。
50~70代は「テレビ」がトップ、10~20代は「SNS」が1位で半数以上に
年代別のメディア利用率を見てみると、10代・20代は半数以上が「SNS」から情報を得ていることがわかります(「モバイル社会研究所」調べ)
次に、生活情報を得ているメディアについて年代別に調査。すると、全体でトップだった「テレビ」が1位だったのは50~70代で、30~40代は「Webサイト・アプリ」から情報を得ているという結果に。
とくに、10代、20代では半数以上が「SNS」で情報を得ており、30代以下の「新聞」「ラジオ」の利用率は10%を下回ることがわかりました。