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株式のような金融資産の運用は、インデックスが基本です。
私自身、日本や先進国に関しては、株式のインデックスファンド積み立てすることにより、ドルコスト平均法で資産形成を行っています。
ただし、新興国に関しては、インデックスファンドだけではなく、個別の株式にも投資をしています。
これは、新興国の株式市場は金融市場にもかかわらず「歪み」が大きいと考えるからです。
しかも、市場全体の成長性が高いので、個別銘柄の高い変動リスクを取っても、リターンが得られる可能性が高いと考えています。
実際、2018年にモンゴル証券取引所に上場したとある会社の株式に投資を行いましたが、4年間で株価は約4倍に上昇しています(図表)。
三菱UFJ銀行が10年ものの定期預金の金利を100倍にしたそうですが、0.002%から0.2%になっただけ。日本の預貯金に資産を置いておいても、超低金利下では、ほとんど利息はつきません。
また、国内市場全体が成熟し成長率が低いことから、日本の株式への投資も妙味が小さくなってきています。
さらに、為替の円安がさらに進めば、投資リターンとしては、海外資産が圧勝となります。
そこで考えるべき「お金の最強コンボ」は、次の2つ戦略の組み合わせです。
<戦略1>国内で収入を得るのは、自分が稼ぐ仕事からの収入と、お金を借りて投資ができる不動産や太陽光発電投資などのインカム収入にフォーカスする
<戦略2>海外での不動産や株式に投資して、成長の果実をキャピタルゲインとして享受する