巨額なお金を手に入れたとしても、そこから先の人生が幸せになるとは限りません。

今回は宝くじで大当たりして大金を手にした人の悲しい体験談をMONEY TIMES編集部がアンケート調査しました。

■片想いの相手が宝くじで高額当選!

私は20代の頃、同じ会社に勤める年上の男性に片想いをしていました。彼はどちらかというと地味で、目立たない人でした。

でも、人が困っているとさりげなく助けてくれて、子供やお年寄りにすごく優しくて、私はそんな彼が大好きでした。

同僚たちは「どこがいいの、あんな地味なおじさん」と言う人ばかりでしたが、私は本気で彼とお付き合いをしたかったので、秘かに告白をしようと決意していました。

それなのに、ある時から彼は変わってしまいました。

本当に別の人間になってしまったと感じるぐらい、以前の物静かで優しい彼は消えてなくなったのです。

彼が変わった理由は「宝くじで高額当選したこと」です。今でも彼の豹変ぶりが信じられません。彼は会社の飲み会でヘラヘラと笑いながら「実は宝くじで1,500万円当たったんですよ~」と言い、それで「車を買った」「家事が面倒だから家政婦を利用することにした」「今まではぜいたくだと思っていたことを全部やろうと思う」と上機嫌で話していました。

■明らかに仕事への姿勢が変わった彼