【車中泊で日本一周中】おすすめ温泉、中でも秘湯と呼べそうなところを紹介!

それではいよいよ私が本当は教えたくない、お気に入りの温泉を紹介します。

北海道、東北、北陸、北関東にある秘湯です。

おすすめの秘湯1.初めての共同・公衆浴場!雲母温泉上関共同浴場(新潟県)

【車中泊で日本一周】街の中の小さな秘湯とは! 本当は教えたくない温泉5選
(画像=『MOBY』より 引用)

場 所:新潟県岩船郡関川村

温泉地:荒川峡温泉郷

タイプ:共同・公衆浴場

施設名:雲母温泉上関共同浴場

料 金:100円

この温泉でその後に続く共同・公衆浴場との付き合い方を学んだ気がします。

まず入口に番台はないし券売機もなくてどうしたらよいか分からず、入り口付近にいたおばあちゃんに聞いてなんとか入場。

お金を入れるマシーンがあって100円を投入すると「ブッーーー」とかなり大きい音が鳴ります。

ここはアメニティもなければイスもありません。

あるのは湯船と数本の蛇口と桶だけです。

恐る恐る入ると私一人でどうしたらよいのか分からず、とりあえず地べたに座り込んで湯船からお湯を汲み、頭と体を洗い始めました。

すると体を洗い終わるくらいのときに地元の人が入ってきて、私と同じ行動をしていたので安心しました。

肝心のお風呂は写真の通り古い黒と白のタイル張りで、アメニティグッズはなし。

温泉は熱めで源泉掛け流し。

皮膚の脂を洗い流す力のある硫酸塩泉で肌もツルツル。

お風呂上がりはさっぱり気持ちのよい温泉でした。

おすすめの秘湯2.温泉と冷泉を交互に楽しむ!海のしずく(青森県)

【車中泊で日本一周】街の中の小さな秘湯とは! 本当は教えたくない温泉5選
(画像=『MOBY』より 引用)

場 所:青森県西津軽郡鯵ヶ沢町

タイプ:共同・公衆浴場

施設名:海のしずく

料 金:370円

たくさんの温泉施設を訪れていますが、初めて入浴できる冷泉に出会いました。

写真は冷泉のお風呂で、奥に見えるのが温かいお風呂です。

私が秘湯に挙げたいのはこの冷泉の方。湯の色が薄茶というかグリーンにも見えます。

温度は、サウナ施設にあるような水風呂よりも少し温度が高い常温と言えば分かりやすいでしょうか。

湯花も舞っていて源泉掛け流し、良いお風呂の条件が整っています。

温かい温泉と冷泉を交互に入ると気持ちよかったです。

おすすめの秘湯3.過去一番熱い湯船で固まる!新栄館(北海道)

【車中泊で日本一周】街の中の小さな秘湯とは! 本当は教えたくない温泉5選
(画像=『MOBY』より 引用)

場 所:北海道茅部郡森川町

温泉地:濁川温泉

タイプ:温泉宿

施設名:新栄館

料 金:400円

まず「すみませーん」と玄関で声をかけるも返答なし。

どうしてよいのか分からないパターンだなと思いつつ、表に出ると遠くから作業着姿のおじさんが近寄ってきてけげんな表情で私を見ました。

話しかけるとどうやら宿の方で400円を支払い入湯。

正直建物が古くて若干傾いているような感じで、お風呂までの廊下が長く感じました。

お風呂は岩をくり抜いたような湯船が3つ。

それぞれで温度が違うようで、その内の一つから掛け湯をしていざ足を入れると強烈に熱くてびっくり。

以前入ったことがある草津温泉を超えた気がしました。

温度は46℃〜47℃くらい、頑張って肩まで浸かりましたが一切動けませんでした。

小さい波でも立とうものなら悶絶です。

以前に訪れた新潟糸魚川市のひすいの湯ほどではありませんが、若干石油臭というか油の匂いを感じました。

好きな温泉の匂いの一つです。

おすすめの秘湯4.永遠と入れるヌルヌルで優しいぬる湯!芹の湯(群馬県)

【車中泊で日本一周】街の中の小さな秘湯とは! 本当は教えたくない温泉5選
(画像=『MOBY』より 引用)

場 所:群馬県甘楽郡下仁田町

温泉地:八千代温泉

タイプ:日帰り温泉

施設名:芹の湯

料 金:500円

この温泉は軽井沢と下仁田の山間にあり、温泉藻(おんせんそう)と呼ばれる「藻」がつくことで有名です。

お湯の感じは藻の影響かヌルヌルというか肌の周りに膜ができるような感じです。

冷鉱泉のため加熱していますが、掛け流しなので成分が濃いのかなと思いました。

湯船は大きくはありませんが、秘湯感あふれる温泉といったところでしょうか。

訪れたのが秋口だったせいか長湯しました。

温度が高くないので気分的には永遠に浸かっていられる感じです。

入浴後もポカポカが続いたので温泉藻の影響かなと勝手に思っています。

なかなか出会えないタイプの温泉でした。

おすすめの秘湯5.黒い温泉に色が変わる温泉!?大出館(栃木県)

【車中泊で日本一周】街の中の小さな秘湯とは! 本当は教えたくない温泉5選
(画像=『MOBY』より 引用)

場 所:栃木県那須塩原市

温泉地:塩原温泉

タイプ:温泉宿

施設名:大出館

料 金:800円

塩原温泉の山の中へ入っていくと木々の間から大出館が見えてきます。

ここには全国的にも珍しい「墨の湯」という黒いお湯の温泉があり、私が訪れた日は黒というよりは濃い灰色のような色合いでした。

また、湯の花が黒ずんでいて、湯船から出たときに温泉の匂いが強かったのを覚えています。

もう一つ「五色の湯」にも入ったのですが、ここの色はエメラルドグリーンでした。

天候や温度によって湯の色が乳白色に近い色だったり、灰色っぽい色になったりすることもあるようです。

正直、今までそんな温泉に出会ったことはありません。

しかも数日間ずっと温泉の匂いが消えなくて、当日着ていた服やタオルにも匂いが残っていました。

高い服を着て行かない方が賢明ですね。

【車中泊で日本一周中】おすすめの温泉/まとめ

今回紹介したのは2022年6月〜12月までの間にお世話になった温泉施設です。

それからまだ数カ月ですが、その後に値段が上がっていたり、サービスの内容が変わっていたりするケースがあります。

もし気になったり、近くにいるから寄ってみようとなったりしたら、一度それぞれの温泉施設へ直接連絡することをおすすめします。

今香川に滞在中ですが、お風呂に関して言えば、愛媛の道後温泉が楽しみです。

また機会があれば秘湯(パート2)や銭湯なんかも紹介したいと思います。

ライター:Kazzz

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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