ロシア出身のプロテニス選手ダニール・メドベデフが、騒々しいことで知られる全米オープンテニスの観客に大激怒。暴言をはく出来事があった。

第3シードのメドベデフは31日、クリストファー・オコネル選手と対戦。第1、2セットを連取した後、第3セットを6-7 (8)で落とした。

ニューヨークポスト紙によると、メドベデフはこの時点で、イライラを募らせていた。第4セット前の休憩中、隣で撮影していたカメラクルーのレンズを手で払いのけるなど、八つ当たりしたという。

第4セットに入り、サーブをしようとした際、座席に戻ろうとした観客にブチギレ。「君たち、静かにできない?アタマおかしいの?」とジェスチャーを交えながら激怒した。

カメラに捉えられた女性は、投げキッスを送って着席。メドベデフの暴言に対するブーイングの声が上がり、会場は騒然となった。

メドベデフと観客のバトルは、全米オープン名物と化しているようだ。ネットでは、あまりのキレやすさに「ジョコビッチの学校に通ってるだろ」との皮肉の声も。