いずれにせよ加害者が見つからなければ泣き寝入り
しかし結局のところ、最大の問題は加害者を特定できるか否か。当て逃げ現場がどこであれ、加害者が見つからなければ被害者は泣き寝入りするしかありません。
当て逃げ加害者を特定するには証拠が必要です。次のような行動で証拠を集めることにより、加害者の特定につながる場合があります。
- ドライブレコーダーの録画データを確認する
- 当て逃げの目撃者を探す
- 店舗や施設などの防犯カメラの映像を提供してもらう
当て逃げの目撃者については、現場付近で聞き込みをするほか、SNSを活用して探してみるとよいでしょう。証拠となる写真や動画が投稿されていればラッキーですし、自ら目撃情報を募ってみるのも1つの手です。
最後にあげた防犯カメラの映像については、警察からの開示請求がないと提供されないかもしれません。警察に積極的に働きかけて、現場付近の店舗・施設から情報を集めましょう。
駐車禁止場所での当て逃げも捜査してもらえる
駐車禁止場所に車を停めていたことと、当て逃げされたことは、別問題として考えたほうがよいでしょう。「違反車両は当て逃げされても自業自得」と思う人もいるかもしれませんが、その考えでは事故を装った破壊行為も正当化されてしまいます。
当て逃げは物損事故を起こして逃亡する犯罪行為であり、壊したものが違反車両であっても、加害者は法の裁きを受けなければなりません。
もちろん、駐車禁止場所での駐車も立派な違反行為です。もし駐車違反をして当て逃げ被害にあったら、運転マナーを見直す機会と捉えてみるのもよいでしょう。
…というわけで、駐車禁止場所で当て逃げされても、自ら泣き寝入りする必要はなし。警察に通報して捜査を依頼しましょう。
もちろん、警察に通報した際に「ここは駐車禁止ですよ!」とお叱りを受けるかもしれないので、その際は真摯に受け止めましょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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