株式会社ドッグファイトレーシングは、2023年全日本選手権第8戦鈴鹿大会のレース結果を発表した。同チームからは、ST1000は#13豊島怜選手、JP250は#61アクスタイヨウ選手の2名が参戦した。

ST1000の豊島選手は、鈴鹿8耐を経験したこともあり、予選からハイペースで走行を開始、1週目から8秒台に入れることができたが、次の週で赤旗中止となってしまい、10番手4列目からのスタートとなった。決勝は一時コースアウトするも、今季ベストリザルトの4位でチェッカーを受けた。

JP250のアクス選手は、予選で転倒があるも、決勝では5位争いをし、総合11位で最終戦を終えることができた。チーム代表の室井氏は「体の大きいアクス選手にとってJP250はハンデのある戦いであったが、常にTOP10争いをする適応能力の高さとガッツを感じさせるレースであった」と語っている。今後のドッグファイトレーシング、両選手の走りから目が離せない。

2023 レース結果報告書 全日本選手権 第8戦 鈴鹿大会

全日本選手権の最終戦・鈴鹿大会は今シーズンのこれまでのレースで15位以内に入ったポイント獲得者しか参加できない頂上決戦の場です。年間を通して戦った合計ポイントで年間チャンピオンが決まるカテゴリーも多く、各クラスで見応えのあるレースが展開されます。

豊島怜は現在ランキング7位。後半戦は6位-5位と上り調子で迎えた最終戦です。JP250のアクスタイヨウは鈴鹿サーキットも初コースですが、今回はスケジュールの関係で、事前テストや、スポーツ走行といった練習予定が全くない状況でレースウイークを迎える事となりました。国内一のロングコース(5.8km)で、最もテクニカルなコースとされる鈴鹿の攻略を短期間で仕上げて戦わなければならず、ライダーのポテンシャルが試される最終戦となりました。今年1年の集大成となる最終戦を戦った二人のレース結果をご報告いたします。

名トンベイ : 全日本選手権 第8戦 鈴鹿サーキット大会
開催日 : 2023年10月14-15日
レース結果 :
ST1000 #13 豊島 怜 予選 10位 決勝 4位
JP250 #61 アクス タイヨウ 予選 18位(9位) 決勝 11位(5位)