SNSでプチバズってるつぶやきでこんなのがありました。
大学教員の方から、富裕層に有利な社会であることを望んでいる学生が多いという話を聞いた。ホリエモンなどの動画の影響が大きいのでは、とのこと。富裕層は努力し才能もあったから豊かになった、貧乏なのは努力しなかったから、という論理を真に受けている若者が大変多いらしい。
— shinshinohara (@ShinShinohara) October 16, 2023
ツリーまでざっと読んでみた第一印象なんですけど、「最近の若者ってよくわかってるね」ってとこですか(笑)
そう、豊かになるには「自由競争で勝ち上がる」というのが唯一の答えです。一億総中流なんて冷戦下でたまたま実現しただけのバグで、あの頃が良かったなんて老人のたわごとなんで無視しましょう。
皆さんが要求すべきは徹底した規制緩和と自由競争の促進、これだけで十分です。
そもそも学生の人は小泉改革ガーなんて言われてもわからないでしょうけど、小泉政権(2001~2006年)とその時の経済ブレーンの一人だった竹中平蔵氏の時に行われたいわゆる小泉改革のせいで日本が貧乏になったんだ、という主張です。

時代の象徴となった六本木ヒルズ mizoula/iStock
ホリエモンは直接は関係ないんですが、同時代なので上記のような人からは新自由主義の象徴みたいにみなされてるようです。
まあ単なるアホなんですが、今どきこんなのに引っかかって「いいね」を推す人って2万人もいるんですね(笑)
20年近くたって今さら〇〇ガーと言い続ける人と、それを推す人ってどういうメンタリティをしているんでしょうか。
反面教師としてはいい素材だと思うので、まとめておきましょう。