1. 体臭

    体臭にむとんちゃくな人は少なくない。といっても香水をふりかける必要はなく、体臭の原因を改善すれば良い。

    ビジネスで体臭が強いとそれだけでマイナスになる。一度、賃貸マンションの内覧に行く時に靴を脱いだ営業マンの臭いが強烈過ぎて、その後の説明がまったく頭に入ってこず後日内容を振り返ろうとしても臭いしか記憶にないということがあった。大げさなようだがそれほど強烈だったし、強烈すぎると話の内容が入ってこなくなる。当然、いい印象はない。この場合は履いている靴を交換する、靴下を二重に履く、デオドラントクリームを使うなどで対策は可能だ。

    ちなみに体臭といっても口臭もあり、その場合は足と違って即時対応ができない。この場合、最大の原因をなんとかする必要がある。それは食事である。キムチ、納豆、にんにくあたりは人と会う前日から控えるのが無難だろう。

  2. 持ち物のグレード

    最後にカバンやペンなどの持ち物のグレードについてだ。これは自分自身も良く失敗してきたので人様に講釈できるような立場ではないが、知識として得られらたものをシェアする気持ちで書いておきたい。

    まずはパッと見て安物は避けた方がいい。たとえば不動産会社の営業マンが出してきたボールペンが100円ショップで買ったものが出てきたら「本当は儲かっていないのでは?この会社に任せて大丈夫か?」と不安になる人はいるだろう。また、持っているバッグがボロボロで穴が開いていたり、机に無造作においたスマホの画面がところどころ割れているとどうしても貧乏くさい印象を受ける人はいる。実際はそうでなくてもあくまで人が受ける印象はそうなってしまうという話だ。

    だから持ち物はある程度のグレードのものを持った方がいい。趣味ならどうでもいいかもしれないが、あくまでビジネスの場はお客さんがどう感じるかが全てである。それなりのグレードを持っておくことは顧客の信用を得るためにも必要だろう。

    あげていけばきりがないし、人によって意見分かれる部分もあるが今回は誰でも整えることで外見磨きに繋がりそうなポイントを取り上げた。元々は婚活の場で顧客にしているアドバイスなのだが、これはそのままビジネス現場でも使えるだろう。

     

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