黒坂岳央です。
先日、ある婚活ビジネスの女性経営者と会話をする機会があり、その時に興味深い話を聞いた。「婚活をする女性は外見を磨かない人などほとんどいない。だが、男性はその逆に外見をきれいに見せる努力をしない人が大多数。だから男性は少し整えるだけでも簡単に差がつけられる。男性は外見磨きについては実はイージー」ということだった。
そして外見を磨くことは得をするためというより、「損をしないため」にするものだという。これはビジネスにも通じるところはあるだろう。
自分自身、完璧に全部できているわけではまったくない。決してえらそうなことをいえる立場ではないが、意識して気をつけているポイントがいくつかある。同氏の話も踏まえ今すぐ改善できそうな内容に限定して取り上げたい。

bee32/iStock
まずは体型、40代以降はスリムな体型の人とお腹がでっぷり出る人にわかれる。物心ついた時からずっと太っているとか、病気の治療薬の副作用でそうなっている人もいるので十把一絡げに「太っているのは怠慢」と言い切ることは難しいが、若い頃スリムだったのなら努力で痩せることはできる。
正直、太っているというだけで世間の評価は厳しくなる。なぜなら肥満を許す客観性の欠如や生活習慣の乱れなどが表面化しているということに他ならないからだ。体型管理ができないなら、他のこともおろそかでは?という印象を受ける人もおり、本人が相手の印象を操作することは痩せる以外に何もない。だから努力して体型を整えるしかない。
体型が崩れる最大の原因は運動不足ではなく、食べ過ぎが原因である。よくある失敗パターンは気まぐれでちょっと走ってみるけど、食事内容や分量がそのままなので痩せることができず、やがてその運動もやめてしまうというケースである。スキマ時間でできる軽い運動で消費できるカロリーは極めて小さい。最初から運動でやめようと思わず、食後のデザートとか間食、それに脂質と糖質を減らす努力をするほうが遥かに効果がある。
2. 服装次は服装である。別に高級ブランドもので身を固める、という話ではなく大きなマイナスポイントを避ければ良い。なぜなら服装はその人の美的センスや客観性を示すパラメータであり、この値が低いとその人の総合的な能力そのものを疑われかねないからだ。
実際、ビジネスにおいて医師が白衣を着る、弁護士がスーツを着れば極めて権威的な印象を与える。逆にドラえもんのシャツを着た医師が出てきたなら、初対面の患者は強い不安を感じるのではないだろうか。
服装で気をつけるべきは
年齢不相応の若すぎるものは避ける 上下でバランスが取れている 着すぎて古くなったものはやめるこのあたりを意識すればかなり改善できるはずだ。自分で整える自信がなければ百貨店に入ってる店舗で「セミナー講師にふさわしい上下をお願いします」といえばプロが考えてくれる。